第1節 紫外線への対策〔紫外線ガードを知ろう〕 

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<日常生活で紫外線を防ぐには>

紫外線を防ぐ基本は、眼や皮膚を長時間も外気に晒さないことです。外出する際には無防備に肌を露出せず、長袖の服装やUVカット加工の傘や化粧品などアイテムを組み合わせて下さい。特に、西欧人が良くサングラスをしていますが、これも採光が瞳から入るのを遮る良い方法です。

屋内なら大丈夫と思わないで下さい。紫外線の一部は窓ガラスを通過しますので、建物の中や車内でも油断できません。デスクやベッドも日の当たる窓辺を避けたがいいでしょう。昔ながらの簾や葦簀(ヨシズ)は陽射しを和らげて効果的です。

さらに夏の陽射しには、紫外線と同様に赤外線も強いのです。お陰で気温が上昇し、発汗によって体内の水分やミネラルが失われ体力を消耗します。日焼けと熱中症の予防のために、こまめな水分の補給が大事です。利尿作用の高いお茶やコーヒーやアルコールは水分補給に向きません。むしろ、麦茶や蕎麦茶やスポーツドリンクが良いのです。

<日焼けしてしまったら>

日焼け(軽度の火傷から重症の火傷まで)してしまったら、冷たいタオルやシャワーでヒリヒリ感が消えるまで冷やします。その後、低刺激の化粧水や保湿クリームで保湿します。紫外線のダメージを早く回復するために、日頃から紫外線対策に有効なビタミンCなどの栄養をしっかり摂取して、ダメージに負けない体つくりを心掛けたいものです。

<自分の肌タイプを知る>

肌タイプタイプⅠタイプⅡタイプⅢ
肌の特徴色白中間色黒
日焼けタイプ赤く焼けるだけで
褐色にならない
赤く焼けた後で
褐色になる
殆ど赤くならず
直ぐに褐色になる
日焼け後の
痛み
最も起こり易いやや起こる起こりにくい
角化症の起こ
り易さ
最も起こり易いやや起こる起こりにくい
DNAの影響損傷し易いやや損傷し易い殆ど損傷しない

色白の人ほど紫外線の感受性が高く、ダメージを受けるリスクが高くなります。各自の肌タイプを知って、健康被害の予防に役立てて下さい。

<紫外線ガード5つのポイント>

  • 帽子のツバの長さは7cm以上
  • 眼には色の薄いUVカット効果のサングラス、顔にフィットした大き目のレンズ
  • 色よりも素材重視で、UVカット加工や遮熱コーティングの傘
  • 紫外線を吸収し易いポリエステルや綿の混合素材、襟付きを選ぶ
  • 汗で落ちるUVカット化粧品や日焼け止めは、2~3時間で重ね塗り
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