第54節 応用行法22<正座位>〔肩/腕/肘を調整〕 

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腕を廻すと肩が痛む、腕を上げたり伸ばしたりすると肩や腕が痛む、スポーツで肘関節を傷めている、職業的に手や腕を人一倍使うために肩や腕の筋肉痛があるなど、肩と肘と腕の問題で悩む人は多いものです。ここで紹介する行法は、これらの痛みを驚くほどに早く治し、完治が難しいとさえ言われるリウマチの痛みにも効果が上がります。五十肩の人も是非この行法を行って診て下さい。

<運動の観察>

  • 相手の正座した姿勢の側面に正座します。相手の腕を自分の肩に乗せます。
  • 痛みや不快感の箇所が判ってる時ば、両掌を組んで相手の肩や肘の関節に当て、脇を締めてシッカリと挟み込み、ジワッと押します。
  • 痛みや不快感の箇所が判らない時は、相手に確認しながら、その部分の筋肉を、組んだ両掌で脇を締めてシッカリと挟み込みます。そして、相手に右側あるいは左側に捩じらせ、同時に挟み込んだ掌を相手と逆の方向へ軽く捩じります。
  • 捩じりづらさ、不快感が無いか相手に確認して診ます。

<注意>

施術者は、肩や肘や筋肉に当てた掌を決して下方向へ押し付けない様にして下さい。

力んだ強い力で下方向へ押すと、かえって関節部を痛めてしいます。

【正座位応用行法22】
被術者(患者さん)施術者(治療士)
  • 正面を向いた姿勢から、快適な方向へ運動します。
    (胸式呼吸の方が効果大)
  • 相手が上体を捩じる運動に対して、逆の方向へ軽く抵抗する。
<1度目>
  • 1)被術者は息を深く吸い込みながら、快適な方向へ腕を捩じろう力む。
  • 2)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
  • 3)被術者は静かに息を吐き出しながら力んだままである。
  • 4)被術者は吐き切り終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<2度目>
  • 5)被術者は息を深く吸い込みながら力んでおく。
  • 6)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
  • 7)被術者は静かに息を吐き出しながら力んだままである。
  • 8)被術者は吐き切り終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<3度目>
  • 9)被術者は息を深く吸い込みながら力んでおく。
  • 10)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<そして脱力>
  • 11)被術者は、一気に息を口から吐き出しながら、同時に全身を脱力する。
     脱力する際には、腹筋も背筋も瞬間的に力を抜いて下さい。
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