第41節 応用行法9<仰臥位>〔胸椎/肋骨1~3を調整〕 

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肋骨1~3番は、肺、気管支、心臓、胸腺などを包んでいて、主に循環器系の内臓機能を守っています。これらの肋骨の歪みがあると、咳、啖、胸の痛み、息苦しさなどの症状を起こしやすくなります。しなやかで筋力のあるバランス取れた体には病気がありません。この行法は歪みを取り去ってくれます。

<運動の観察>

  • 両掌を外側に向けて相手の肋骨7~10番に当てて、左右を軽く圧迫して不快感や違和感を確認します。掌の感触を確認して下さい。
【仰臥位応用行法9】
被術者(患者さん)施術者(治療士)
  • 胸の肋骨部で快適な方向を対象として動作する。ゆっくりと快適な方向へ胸部を回転して捩じろうとする。
  • 両掌を重ねて圧痛や不快感のある局所に当てる。胸を押さえて軽く抵抗する。
<1度目>
  • 1)被術者は息を深く吸い込みながら、胸を逆の方向へ捩じろうと力む。
  • 2)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
  • 3)被術者は静かに息を吐き出しながら力んだままである。
  • 4)被術者は吐き切り終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<2度目>
  • 5)被術者は息を深く吸い込みながら力んでおく。
  • 6)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
  • 7)被術者は静かに息を吐き出しながら力んだままである。
  • 8)被術者は吐き切り終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<3度目>
  • 9)被術者は息を深く吸い込みながら力んでおく。
  • 10)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<そして脱力>
  • 11)被術者は、一気に息を口から吐き出しながら、同時に全身を脱力する。
     脱力する際には、腹筋も背筋も瞬間的に力を抜いて下さい。

胸を起こす場合には、肘を床に着くと筋力の低下している高齢者でも楽です。余り強く肘で起き上がらない様に注意して下さい。掌はあくまでも軽く抵抗して下さい。

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