第29節 基本行法26<正座位>〔首を調整〕 

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首のアンバランスは、首から上に起きるいろんな症状の原因となり場合が多く、ここを整える事によって肩凝りや背凝りが消えて、物忘れやボケ防止にも効果があります。正座(正座が辛い人は椅座)で行います。

<運動の観察>

  • 相手に背筋を伸ばして両手を膝に置いて座って貰います。施術者は被術者の背後から観察する。
  • 被術者の背後で両膝を床に着けて立つ。正座位基本行法29の場合は背後から立って行う。
  • 正座位基本行法26の方法で痛みや不快感を確認する。
【正座位基本行法26】
被術者(患者さん)施術者(治療士)
  • 痛みや不快感を感じない屈曲側を対象とします。(前屈曲か後屈曲)
  • 背後から両膝を床に着けて立ち、首と顎に手を掛けて、元の姿勢に戻そうとする動作に対し軽く押さえて抵抗する。
<1度目>
  • 1)被術者は息を深く吸い込みながら、快適な側の首屈曲を続けようと力む。
  • 2)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
  • 3)被術者は静かに息を吐き出しながら力んだままである。
  • 4)被術者は吐き切り終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<2度目>
  • 5)被術者は息を深く吸い込みながら力んでおく。
  • 6)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
  • 7)被術者は静かに息を吐き出しながら力んだままである。
  • 8)被術者は吐き切り終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<3度目>
  • 9)被術者は息を深く吸い込みながら力んでおく。
  • 10)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<そして脱力>
  • 11)被術者は、一気に息を口から吐き出しながら、同時に全身を脱力する。
     脱力する際には、腹筋も背筋も瞬間的に力を抜いて下さい。
<注意>
  • 首の整体法では慎重に行って首の筋など痛めないようにして下さい。本人の肩に力が入っていたりすると効果が発揮されません。リラックスする様に心掛け、施術者も力まずに本人が気持ち良く感じる強さで優しく軽く行って下さい。