第27節 基本行法24<正座位>〔腰/股を調整〕 

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この行法は、骨盤や股関節や腰椎の調整に極めて有効な方法です。しかし、高齢者に対しては実施しないで下さい。

<運動の観察>

  • 相手に背筋を伸ばして両手を首後ろに組んで貰います。施術者は、被術者の背後から両太股を背中両側に触れて立つ。被術者の両肘を少しばかり引き上げ気味に持ちます。
  • 腰をゆっくりと右移動させて、痛みや不快感を確認する。
  • 腰をゆっくりと左移動させて、痛みや不快感を確認する。
【正座位基本行法24】
被術者(患者さん)施術者(治療士)
  • 腰を痛みや不快感を感じる箇所まで水平移動させ、腰と上体を元の姿勢に戻そうと力む。
  • 背後から両太股を背中両側に触れて立ち両肘を軽く持つ。元の姿勢に戻そうとする動作に対し軽く抵抗する。
<1度目>
  • 1)被術者は息を深く吸い込みながら、腰部を痛みや不快感を感じる箇所まで水平移動して、
     上体を元の姿勢に戻そうと力む。
  • 2)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
  • 3)被術者は静かに息を吐き出しながら力んだままである。
  • 4)被術者は吐き切り終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<2度目>
  • 5)被術者は息を深く吸い込みながら力んでおく。
  • 6)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
  • 7)被術者は静かに息を吐き出しながら力んだままである。
  • 8)被術者は吐き切り終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<3度目>
  • 9)被術者は息を深く吸い込みながら力んでおく。
  • 10)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<そして脱力>
  • 11)被術者は、一気に息を口から吐き出しながら、同時に全身を脱力する。
     脱力する際には、腹筋も背筋も瞬間的に力を抜いて下さい。
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