第21節 基本行法18<伏臥位>〔股/腰/太股を調整〕 

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左右どちらかの股関節に緊張し過ぎた筋肉があって、股関節の機能が正常でない人が意外に多いものです。股関節のアンバランスや骨盤の歪みは、腰椎や胸椎や頸椎の歪みへと進行していろんな病気を作る因子となります。バランスを常に整えておく重要な関節です。

<運動の観察>

  • 相手に伏臥位状態で両手を重ねた上に額を乗せて、両膝をほぼ直角に曲げて立てて貰います。 その足先に正座して背筋を伸ばして相手の両足首を軽く掴みます。
  • 痛みや不快感がないか相手に確認しながら、脚を左と右にゆっくりと倒して診る。どちら側が倒し易いかを観察する。
  • 分かり難い場合には膝を10センチ程広げてると良く分かります。
【伏臥位基本行法18】
被術者(患者さん)施術者(治療士)
  • 不快感や痛みのある寸前まで膝を曲げます。ここからゆっくりと快適な方向へ向かって脚を起こして行く。
  • 不快な箇所になる手前で留めて両脚を元の位置の快適な方向へ相手が脚を戻そうとする運動に抵抗する。
<1度目>
  • 1)被術者は息を深く吸い込みながら痛みや不快感を感じる箇所で留め、次に快適
     な方向へゆっくりと両膝を戻そうとして力む。
  • 2)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
  • 3)被術者は静かに息を吐き出しながら力んだままである。
  • 4)被術者は吐き切り終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<2度目>
  • 5)被術者は息を深く吸い込みながら力んでおく。
  • 6)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
  • 7)被術者は静かに息を吐き出しながら力んだままである。
  • 8)被術者は吐き切り終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<3度目>
  • 9)被術者は息を深く吸い込みながら力んでおく。
  • 10)被術者は吸い込み終わっても暫く3秒ばかり我慢して息を止めておく。
<そして脱力>
  • 11)被術者は、一気に息を口から吐き出しながら、同時に全身を脱力する。
     なお、施術者も同時に合わせて邪魔していた抵抗を一気に解放して脱力する。
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