第33節 胃弱や胃下垂の予防と治療〔内臓を正常な位置に戻す〕 

前ページ 次ページ

動物は本来、四足歩行で体を地面に平行にしている。ところが人間が二足歩行になった時から体を垂直にする生活が多く、それ故に胃に負担が掛かりやすくなっている。一般に、こうした負担で活力を失った胃は下垂して来ることが多い。胃だけでなく他の内臓も同様である。

心配な人は自分の臍を観察してみましょう。胃下垂は、臍を見れば一目瞭然で識別できます。下向きの臍であれば、まず胃下垂と思って間違いありません。

垂れ下がった胃を元の位置に戻すには、次の方法を行います。

【胃下垂の胃を正常位置に戻す方法】
術の手順被術者(患者さん)施術者(治療士)
準備姿勢
  • 座禅の座りかたをする。出来ない人はあぐら据わりでも良い。両手を重ねて胸の下に当てる。
治療法
  • 頭をゆっくり右に向けながら、口から息を吐きだす。同時に重ねた両手を体に付けたまま左脇腹へずらして行く。
    ※この時、眼は斜め上を見つめておく。
  • 息を吐き終わったら、口を閉じて元の位置に戻って準備姿勢の状態に戻す。
頭を廻す時には出来る限り後ろを振り向く。

目で斜めを向く時にはしっかりと目を見開いて、眼から気をいれる感じ
  • 次に同様のやり方で頭を左側に廻す。

この方法を空腹時や食後の二時間くらいに、1日に2~3回ずつ行うと1週間もすれば効果が顕れます。

但し、この方法を続けていると小水が増えたり、吐き気を催すことがあります。これは内臓が正常な位置に戻ろうとしている証拠ですから心配いりません。内臓が元に戻れば、頬がこけた胃下垂特有の顔が、ふっくらとしてきます。