第22節 冷え症の予防と治療〔昔から腰湯の方法がある〕 

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冷え症が怖いのは、腎経、肝経、肺経、心包経を侵してゆき、リウマチ、神経痛といった病気の原因を引き起こすことです。ここでは、女性に多い冷え症を治すのに江戸時代から良く知られる腰湯の方法を紹介します。

【腰湯の方法】
術の手順被術者(患者さん)施術者(治療士)
治療法
  • バケツにぬるま湯を入れ、両足をその中に入れる。
  • 熱湯をバケツに少しずつ注ぎ、熱くて我慢出来なくなるまで注ぐ。
  • 約15分間も足をつけておき、丁寧に足を拭いてから就寝する。

毎晩、寝る前にこの腰湯の方法を行う。15分間も熱い湯の中に足を浸しておくと、腰は十分に温まります。また、丁寧に足を拭くのは、ちょっとでも指の間などに水分が残っていると、それが原因となって冷えてしまうからです。

腰湯をして寝ると、夜中に全身に汗をかきます。そしたら、乾いたタオルで汗をきれいに拭き取ってパジャマを着替えます。実はこの寝汗が、色んな病を引き起こす邪気となっています。

こうして邪気を排出することさえ出来れば、冷え症は嘘みたいに治るのです。また、この腰湯、の方法は風邪をひいて悪寒がする場合にも一晩で簡単に治ります。この腰湯の方法を1週間も続けることで、冷え症のために眠れなかった悩みや関節の痛みも消えてしまいます。一方では、旅先などで腰湯が出来ない時に全身を温める方法として、次を紹介しておきます。

【就寝前の気流向上法】
術の手順被術者(患者さん)施術者(治療士)
準備姿勢
  • 就寝前に座って両手を前に突き出す。
治療法
  • 手の甲を上にして両手の指を固く握り締め、直ぐに開いて、結んで開いてを交互に36回行う。
  • 次に手の甲を下にして、②と同様に36回結んで開いてを交互に行う。
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