第19節 肩凝りの予防と治療〔ひどい肩凝りでも大丈夫〕 

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若くても肩凝りに悩む人がいます。事務作業で目が疲れたり、ストレスなどでも肩凝りは起こります。これは、何れにしても肩が鬱血した状態なのです。一時的な肩凝りの場合ならばともかく、慢性的な肩凝りの場合は、揉んだところで完治しません。  

ここでは、慢性的な肩凝りで悩む人の予防術と治療術について述べます。

【長年の肩凝りから解放され悩みもスッキリ】眼を閉じて行うこと
術の手順被術者(患者さん)施術者(治療士)
左手を左乳上に持ってくる
  • 両足を伸ばして坐り、足首を曲げて足指を自分の方に向ける。左手の平を左脇の乳の脇に近づけ、左手の小指を体の内側から外にねじって廻し、親指を下にし、手の平を外側に向ける。
深呼吸する
  • 右手を左手の甲にピッタリ添えて、右手の親指が左手の小指の付け根の下に  くるようにし、右手の他の4本は、左手親指の付け根全体をしっかりと抱え込む。
足指めがけて静かに上体を曲げつつ息をゆっくり吐く
  • 左手の平を左脇に引きつけた状態から静かに上体を前方に倒しながら、左足  の爪先めがけて、両手とも出来るだけ前方に突き出す。
  • 上体を倒し始めると同時に息を吐き始め息を吐き終わるまで上体を折り曲げ、両手を突き出したままにしておく。
上体と手を元の位置に戻しつつ息をゆっくり吸う
  • 息を吐き切ったら、上体を静かに起こしながら、両手を元の左脇腹の位置に引き寄せる。ゆっくりと息を吸いながら元に戻して行く。
手を左腰下に持ってくる
  • 左手の小指を今度は、左側の腰脇にもってくる。左手の小指をからだの外側から内にねじって廻し、親指を下にして、手の平を外側に向ける。この時には、右手で①と同様に左手を掴むこと。
以下、同じ要領
  • 以下同じ要領で前方に上体を突き出して倒し、元の位置に戻す。

①から⑦を3回行なったら、逆に右手についても同様の方法でやはり3回繰り返す。

その日の疲れからくる肩凝り程度であれば、この方法で直ぐに治ります。また、慢性の肩凝りであっても、1日に2~3回行えば、数日後に効果がはっきりとあらわれ、1週間もすれば完治します。