第18節 四十肩や五十肩の予防と治療〔老化現象が肩に集中した〕 

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中年を過ぎてから、ある日突然に腕が上がらなくなり、肩が痛む症状です。せいぜい鎮痛剤のお世話になって時間が経過すると、自然に直る場合が多いものです。これは老化現象が集中的に肩に現れた症状です。気血の流れを良くして肩に溜まった邪気を排泄すれば治ります。

先ず「肩凝り」の解消術を実践して下さい。すると、四十肩や五十肩の人は痛みが取れても首から上の重苦しさが残ります。何故かと言うと、肩凝りの解消で手指から肩までの痛みや凝りが更に上昇して首の痛みに変化するからです。

そこで次の方法で首部の凝りを解消して下さい。

【首の凝りを解消する方法】
術の手順被術者(患者さん)施術者(治療士)
準備姿勢
  • 両足を伸ばして座る。左手の指先を耳下に当てがい手の平で顎の下を押さえ  右手は後頭部に置く。
治療法
  • 口から息を吐きながら、両手をゆっくりと左側へ向ける。
  • 口を閉じながら鼻から息を吸い、顔を元の位置に戻す。
  • 同様に②と③を右側に向かって行う。
     ※左右1回と数えて交互に3回行う。

この時は注意として眼を開いたまま行うと効果的である。また、肩が動かない様に注意してゆっくりと顔を左右に動かすのがコツである。ただし、顔を左右に向けた時に痛みを感じる場合には、無理をせず向けられるところまでで良い。

1日に朝昼晩と3回づつやれば3日目ころから楽になって、1週間もすれば両手が楽にスッと上がる様になります。

肩部分の骨の脱臼状態(関節部の不良)の場合にも四十肩や五十肩と同じ症状が見られるので、その時は痛い側の腕抜き術が出来る人に治療して貰うと、瞬時に改善効果が見られます。

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