第10節 指先の痺れの予防と治療〔指マッサージの良い効果〕 

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だれでも長い間の正座をしたら足が痺れたりして困ったことがあるでしょう。しかし、手足の痺れは、こんなことばかりが原因で起こるのではありません。脊椎の歪み、風邪、冷え性、そして過労などが原因の場合も多いのです。

何れの場合も気血の流れが衰えて、邪気が溜まった結果として「痺れ」が発生します。

【一人で指先の痺れを治す方法】
術の手順被術者(患者さん)施術者(治療士)
準備姿勢
  • 両足を伸ばして座る。
  • 両手の腕を交差して上腕を握る。
治療法
  • 口から息をゆっくり吐きながら、両肘をやや上に持ち上げる。このとき同時に両足首を自分の方に反らす。
  • 息を吐き終わったら、口を閉じて両足首も緩めて、元の位置に下げる。
     ★この動作を1回として9回繰り返す。

ゆっくりと息を吐きながら両腕を上に持ち上げる際に、両手に力を入れて上腕を握ることが大切です。その時にやや顔も起こせば、顔面の痺れも治すことが出来ます。

一日に毎朝晩の2回繰り返すことで、特に足の痺れが治癒します。


【他人に指先の痺れを治してもらう方法】

被術者は正座して腕を伸ばします。少々は痛みがありますが、我慢しましょう。施術者は下記の手順の処置をします。

  • 相手に向かい合い、右膝を付いて左足を立てる。(左利きの人は、逆)
  • 左手で相手の一方の手首を掴む。
  • 右手を握り拳にして人差指と中指とで相手の指を一本挟み、腰を入れてゆっくりと根元から指先へ向けて引っ張る。
  • 爪先まできたら、一気に勢いよく抜き去る。(全ての指について行う。)
  • 相手の爪の上に親指の爪を立て、人差指を下に添えて挟む。
  • 親指の爪に力を入れて挟んだ後、上に弾き飛ばす。(相手が痛がるのを無視する。)
  • この後、十分に指を付け根から爪先にかけて揉みほぐす。