第8節 足心術をした後の注意事項〔足心術の後に注意する事〕 

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足心術はやっぱり痛いものです。痛いのは反射区に対応する諸器官の機能低下が原因ですから、健康体になるまで頑張る必要があります。ところで、最初に足心術を受けた後には、次の様な諸症状が顕れますから患者さんに十分説明して下さい。

  • 1週間から6週間ぐらい経過すると尿の色が濃くなり、臭いが少し強くなります。これは体の中の汚れが排泄され始めた証拠ですから、気にしないで下さい。
  • 青筋がたったり内出血します。これは足心棒で骨石を削り取るために生じる症状ですから我慢して下さい。また、三日程度は足裏が痛くなる場合があります。静脈への血液循環が促進されて活発になったために静脈が膨れる現象です。
  • 揉んだ箇所や関連する反射区の器官が痛みます。特に、くるぶしが腫れる人は、リンパ腺に障害があった場合に生じます。
  • 体内に菌や汚れが溜まり過ぎて静脈に潜伏している時やリンパ腺系統の反射区を強く揉む時には発熱が生じます。早期発見出来たことになります。
  • 太腿の皮膚が薄い部位から微量の出血をすることがあります。直ぐに排泄しきれない程の多量の汚れが、皮膚の弱い部分を破った現象ですから、自然と消えます。
  • 倦怠感や口の渇きあるいは凝った様な痛みが出ます。特に、関節炎やリウマチの人に多く起きますが、一時的な自然現象です。

これらの症状はごく短期間で消える現象なので心配はいりません。初めて行う人や足がとても痛む人を、一生懸命に揉むと、むくみや青アザが出ます。その時には、43度程のお湯に塩を入れて足を浸してから施術すると治ります。

足裏のどこを押しても痛がる人が居ます。こんな場合には『病気だらけで助からないのではないか?』と考えがちですが、それは全くの間違いです。反射区は軽い傷害でも反応するので痛みが現れるのです。全身が悪い所だらけの重病などと考え過ぎないで下さい。そんなに痛みが激しい時には、足心棒を使わずに指で施術して下さい。

足心棒
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