第7節 順序性と遵守事項〔足心術の順序と注意事項〕 

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基本的には左足裏から始めます。既に「1.5 足心術の反射区治療」で述べた要領で行います が、ここでは全体の順序性と必ず守ることについて説明します。

<順序性について>

  • 最初に腎臓~輸尿管~膀胱~尿道の基本区分の反射区を揉みます。これは先ず、排泄作用を良くするためです。汚れを早く排泄し循環作用を健全にするために、力強く、時間も長めに行います。
  • 次に踵の部分を十分に叩いたり、揉んだりして腰~腹~腸の刺激をします。
  • 更に、親指から小指まで、足の脇や指股までまんべんなく揉みます。
  • そして、足と脛(スネ)の内側を、指から踵、踵から膝上へと揉み上げます。
  • 足と脛の外側を膝上まで揉み上げます。
  • そして、最後に再び腎臓~輸尿管~膀胱~尿道の基本区分の反射区を揉みます。
  • 左足が済んだら、右足も同様に①から⑥まで繰り返します。

 ここで何故に左足から開始するのか?人間の体は左足が『陽』で右足が『陰』になっていま す。したがって、陽である左足を先に助けた方が、治療効果は高いのです。私達の体の異常は 先ず陰である弱い右足から症状が顕れ、それから左足も悪くなります。治る時には、先ず陽で ある強い左足が良くなり、次に右足も良くなって治癒するのです。

<必ず守るべき事>皮膚を傷めない様にクリームを肌塗布か棒塗布して下さい。

注意1
治療の後は必ず30分以内に白湯を500CC以上飲むこと。重度の肝臓病や心臓病の人なら150CC程度にすること。これは汚れを排出するために必要です。冷たい水は体を冷やして血液循環を悪くするのでゆっくり飲むこと。
注意2
食後1時間は施術してはいけません。1時間以内は胃袋に血液が集まっているので施術しても消化器官に負担がかかります。治療後の白湯を飲んだら直ぐに食事をしても構いません。
注意3
皮膚や骨を傷付けない様にすること。手と足とは相対共鳴関係にありますので、足を怪我している患者さんには、その部位を刺激せずに相対する手の部位を刺激すると、共鳴の効果があります。
注意4
施術後は、冷たいタオルを使ったり、水を浴びたりしないこと。折角の血液循環が良くなった時ですから、汗は乾いたタオルで拭き取ること。
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