第6節 足心術の準備について〔始める前の予備知識です〕 

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この足心術は誰にでも出来る健康法(治療法)です。要は皮下、筋肉、筋などに付着している血液の汚れを運び去って、排泄させることです。

反射区のあるところだけでは駄目です。足全体を良く揉みほぐして、太腿の部位まで十分に血行を良くすることで効果が出せます。単に、青竹踏みを汗ビッショリになって行う人がいますが、足裏のみの刺激では効果が半減します。

◆患者さんを勇気づける言葉
  • 自信:必ず治る、と言う自信を持つこと。副交感神経が落ちつくと治りも早い。
  • 忍耐:揉む力が強い方が早く治りますが痛みも強くなります。忍耐力で我慢する。
  • 根気:毎日続ける根気が要です。根気よく三日坊主にならずに続けましょう。
◆患者さんへ贈る三つの『あ』
焦らない
慌てない
諦めない

揉んでいる内に患部の痛みが取れたり、スッキリして直ぐに効果が顕れることも多いのですが、完全な健康体になるには少し時間がかかります。しかも、完全な健康体になるには揉み続けないと再発いたします。目安としては、10代で1ケ月、30代で3ケ月、60代で6ケ月 揉み続けることで健康になれます。

完全な健康体になると赤ちゃんの足の様に柔らかくなり、痛みがありません。風呂上がりに揉むと、痛みも軽くて血液循環が良くなっているので効果が高いのです。

<力の加減について>

足心棒を主に使用いたします。しかし、患者さんの痛み具合を十分に知るためにも自分自身で経験する必要があります。親指や拳を握った状態の人差指と中指の関節などを利用します。足心棒で痛みを激しく感じる患者さんなら足心棒の代わりに指を使っての足心術も必要です。

足に指や棒をグッと押し込む様に力を入れて、心臓に向かって汚れをしごき出す様な気持ちで押して下さい。足心棒の当たる場所によっては、患者さんが飛び上がる程に痛がることもあります。少し圧力を緩めるなど調整しながら、足心棒を使用するとジャリジャリ、ゴリゴリと音がします。これは長年に渡って溜まった骨石や汚れが動かされるので痛みや音が生じます。

痛いから揉みたくない。そうではなく、痛いから揉むのです。痛いのはその反射区の対応する器官の機能が低下しているためです。痛い程に効果があるのです。原則としては、心臓の方向に向かって力を押し込むのです。但し、あくまでも反射区刺激では 汚れのしこりを揉み潰すためですから押し易い方向に力を入れて下さい。

注意)左足にある心臓反射区と右足にある肝臓反射区は、足指の方向に突く感じで押す。