第4節 足心術をする前の注意事項〔先ず足の裏を十分に観察〕 

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足心術をする前に患者さんの足の裏を十分に観察して、反射区の諸器官対応部分の変化を調べて診て下さい。それから、直ぐに足心術を行わずに下図の様に刺激を与えて施術の準備をして下さい。

◆異常を示す反射区分のサイン
  • 該当する皮膚に痛みやシコリがある
  • 皮膚の表面が凸凹している
  • 皮膚ないし内側が熱を持っている
  • 皮膚に魚の目やタコができている
  • 皮膚の表面がザラザラしてる
  • ブクブクと浮腫があり腫れている
◆治療をする時の注意事項:患者さんに対して
  • 手足を綺麗に洗う
  • 爪を切っておく
  • 満腹、飲酒、入浴の直後は治療しない
  • 治療直後の食事、飲酒、入浴を止めてもらう
  • 眠る30分前も治療しない

◆患者さんに不安を与えてはいけません

マスコミなどで誤った先入観の情報を聞いてる人も多いので、図に示す様にカカトの中央部から右廻しで、踵(カカト)を軽く叩いて刺激を与えます。次に、足裏を全体的に横向き方向に刺激を与え続けて心の準備をさせて下さい。痛い!との噂が先行しているので刺激の強さを肌感覚で知って貰います。この段階では強過ぎて痛さを感じさせない事が重要です。(心の準備で軽く叩く程度)


<注意事項>
  • 足心棒の先にクリームを付けて、足の裏に必要な量を塗布して下さい。これは、滑りを良くするのと、直接的に皮膚を傷つけ無いために必要です。
  • 患者さんが痛がる状況を十分に観察し、必要以上に強く施術しないこと。顔を患部に近づけ過ぎないこと。黙々と黙ったままでは困ります、適切な会話をしながら何気なく問診をします。
  • 患者さんを不安にする表現(「○○○が悪い」など)を使わないこと。「○○が弱っている」とか「○○機能が低下している」と言う表現を使うこと。
  • 常に一定の方向に回数を決めて施術を行い往復動作は禁止です。片足5分程度を目安に行うと良いでしょう。
  • 痛く無い部分は健康な証拠です。痛いからこそ施術するのです。むやみに痛くする必要はありませんが、患者さんが痛がる程度具合を、足腰の反応や悲鳴で観察して下さい。
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