第6節 酸素消費量と寿命の因果関係〔酸素を吸い過ぎると有害〕 

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酸素濃度を高くしてネズミなどを飼育すると寿命が短くなります。このことから、過激な運動を長時間続けると、酸素の消費量が増加し、寿命が短くなります。ハエの羽根を取ったり、狭い場所で飼育してみると寿命が延び、広い部屋で飼育すると自由に飛び回れるのですが、寿命は短くなります。

魚でも、マグロの様にハイスピードで大海原を豪快に泳ぎ廻る魚は、山椒魚、ナマズ、ウナギ、タイなどと比べると短命です。

酸素消費量と寿命の因果関係

上のメカニズムを見て下さい。栄養を採り過ぎて肥満になる人増加していますが、これによっても酸素が多く消費され、老化が促進します。栄養を沢山とったり、過激な運動を続けると代謝速度を上昇させて、その結果として酸素消費量が増え、それに伴って活性酸素が生産され種々の障害が生じ、老化を促進させることとなります。

有酸素運動として流行しているエアロビクスやジャズダンスは、酸素消費を沢山行う運動です。一方、太極拳やヨガでは無酸素運動として静かなゆったりとした呼吸法を行うため、いずれが活性酸素の発生に影響が多いか明白です。

若い時に激しくスポーツをしていた人は、活性酸素を調節する機構が出来ています。しかし歳をとってからのジョギングや激しいスポーツでは、活性酸素の発生によって、体内に毒素酸性が生成される恐れがあるのです。一例としては、50代の年齢になってからジョギングをすると、約8年間でアルツハイマー型痴呆症になる恐れがあります。

ビタミンCやビタミンEは抗酸化剤としての効果は有るのですが、残念なことにビタミンCは体内で直ぐに吸収されて消失し、ビタミンEは約1時間半で効果が消失してしまうのです。これに比べて、抗酸化食品の一つであるAOBの持続時間は7時間であることが研究結果で分かっています。

AOB抗酸化食品(7時間)

50秒で1回発生する活性酸素を消去するには、3時間半おきのAOB投与が効果の高い方法です。