第6節 頭が良くなるDHAとは〔EPAと並ぶDHAとは〕 

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『頭が良くなる素材』と銘打って健康食品界に登場したDHA(ドコサヘキサエン酸)は、1989年にイギリスのマイケル・クロフォード教授らによって行われた研究の成果です。世界で注目を浴びたのを契機にDHA研究が急速に進みました。

向上 ・学習機能の向上
・記憶力の向上
抑制 ・血小板の凝集抑制
・血糖値の低下
・乳癌/大腸癌/肺癌の発生抑止
・アトピー性皮膚炎の症状緩和
・アレルギー性鼻炎の症状緩和
・視力低下の抑制
・アルツハイマー型および脳血管型痴呆症の発生抑止
・視力低下の抑制
・アルツハイマー型および脳血管型痴呆症の発生抑止

DHAは青魚でも特にマグロ(鮪)、カツオ(鰹)、ブリ(鰤)、サバ(鯖)などの目の裏側(眼窩)や脂身の部分に多く含まれている不飽和脂肪酸です。これは人の体内では作り出せないので、食べ物などで対外から吸収しなければなりません。摂取されたDHAは、脳、網膜そして心臓などの部位や胎盤や母乳などに集中して蓄積されることとなります。

必要な魚肉中のDHAの摂取量は、1日当たり2~3グラムです。(出典:科学技術庁)

必要な魚肉中のDHAの摂取量

必要な魚肉中のDHAの摂取量は、1日当たり2~3グラムです。(出典:科学技術庁)

魚の種類DHA
マグロ2.9
ブリ1.8
サバ1.8
サンマ1.4
ウナギ1.3
マイワシ1.2
ニジマス1.1
サケ0.8
アジ0.7

    注意:継続性が要求されますので、一時的な大量摂取では意味がありません。
      逆に大量に1日30グラム以上の摂取は好ましくないともいわれています。

DHAは酸化し易いので製品化が難かしいといわれております。最近では、医者に相談すればサプリメントとして「エパデールS900」なるEPA製剤を入手できますが、極めて高価な補助食品です。魚を常食する北極圏のイヌイットやグリーンランドでは、動脈硬化や脳血栓が極めて少ないのです。