第1節 気を高める入浴の方法〔気を高める正しい入浴法〕 

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『気』を養うために気功術や太極拳やヨガなどを必死で学ばれるのも一つの方法でしょう。しかし、気が休まり、気を養うことの出来るのは、入浴、排便、睡眠の時なのです。入浴時、排便時、睡眠時を考えてみて下さい。何事か必死で悩んでいますか?実際ひたすらに睡眠、排便、入浴をしているはずです。

■正しい入浴法

私達は何気なく入浴していませんか?中には「カラスの行水」の人がいて、とても「風呂」と縁が無さそうな方もいます。そこで、気を高める入浴の方法を述べます。

  • 体を洗ってから(後で正しい洗い方を説明します)湯船に心臓まで浸る。
  • 温まったら湯船から出て、肘の先と膝の先へ冷水を30秒程度かける。
  • 次に湯船に肩までゆっくりと浸り温まる。 

この②~③を数回繰り返して入浴すると体の芯まで温まり熱を吸収します。

この入浴方法で内臓の強化が図れます。内臓は冷えるものですから、この入浴方法で充分に熱を体の中まで吸収することで、内臓強化と弱アルカリ体質の体が出来るのです。シャワーよりは湯船に浸ることを心掛けて下さい。

■正しい洗い方

入浴にあわせて、お風呂でどんな洗い方をしてるでしょうか?どんな順序で洗いますか?実は、この洗い方が『気』と重要な関係があるのです。ゴシゴシと往復で擦ってるだけで、体の垢や汚れは取れます。しかし、『気』を高めるチャンスの入浴なのに『気』が弱まることが多いのです。

さすがに、両手を上に挙げて洗う人はいないでしょうから:

  • 首は上から下へ、お腹も背中も上から下へ洗います。
  • 腕は手の甲は指先から肩の方向へ、手の平は肩から指先へ洗います。
  • 脚は外側の腿から足先へ、内股は足踝から股の付け根へ洗います。
  • 足の裏は指先から踵の方向へ洗います。
  • そして、最後に髪を洗って下さい。(最初に髪を洗う人は何故か禿げが多い)
  • 顔は鼻を中心として顔の両脇の方向と上から下へ洗います。

往復のゴシゴシ洗いは駄目です。必ず一方の方向に洗って下さい。この方向性が、実は東洋医学の經絡や血絡の方向でもあるのです。