第3節 Ca:P=2:1の原則〔カルシウム V.S リン酸〕 

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私達の先人達はカルシウム低含有量国ということを早くから知って『カルシウム』が比較的多く含まれる海藻や小魚を日々の食事に摂り入れて来ました。

そして戦後、日本独特のカルシウム源を欧米風に『牛乳』に切り換えて半世紀近くになりま"す。確かに、背丈は伸びましたが、なぜか骨折 ,貧血 ,アレルギーが増えつつあります。

現代では、西洋医学でもなかなか治らない慢性病といわれる病気が圧倒的に増え、1億総半病人とも言われています。日本は、元来『カルシウム』が少ない国です。今度は『リン酸塩』という一見安全な食品添加物の使用が急増しています。

この『リン酸塩』という物質は、『カルシウム』と非常に結合し易い性質を持っています。そこで、体内に『リン酸塩』が入ると、体内の『カルシウム』とくっついて尿として排泄されてしまいます。

カルシウム不足は、急性作用が無いのでほとんど症状としては出ません。しかし、月日の経過につれて何となく徐々に肉体に変化が顕れて参ります。この『リン』と『カルシウム』との相関関係に気付くのが、一寸遅かった気がします。

今までは、医師も栄養士も食品中の『カルシウム』の多い食べ物として、牛乳、チーズ、小魚、卵、貝殻、牛の骨などを摂ることを薦めていました。ところが、これらの食べ物の中でも『カルシウム』含有量の高い食品中でも、『リン』の含有量に着目していなかったことが盲点でした。

『カルシウムCa』と『リン酸塩P』との構成比較表(mg/100g)
食品名カルシウムリン酸塩Ca:P比率
コーラ2.39.31:4.0
チョコレート34.2129.91:3.8
ポテトチップス12.8124.61:9.7
即席ラーメン22.3100.81:4.5
ソーセージ33.8163.21:4.8
牛乳100.090.01:0.9
チーズ625.5933.81:1.5

この表でお分かりの様にスナック食品,コーラ ,即席ラーメンは、リン酸塩が多いため、人体に有害です。牛乳もリン酸塩の含有比率が高いのです。