第34章 秘伝・膵臓活性化の運動 

インデックス 第1節 糖尿病の自覚症状  | 第2節 東洋医学の消渇(ショウカツ)  | 第3節 背骨を柔らかくする  | 第4節 膵臓をマッサージする  | 第5節 膵臓のツボを推す   | 第6節 広背筋を鍛える 
  • 第1節 糖尿病の自覚症状

    糖尿病は遺伝因子や個人差が大きいものです。特に、原因不明の1型も生活習慣病の2型も糖尿病には、食事療法+運動療法+薬事療法が従来の対処法でした。既に、食事療法で制限されたカロリー摂取よりも、食事は食べる順番がもっと大事だと紹介しました。昔からの指導であった三角食いはダメなのです。

    食べる順番は:

    まず野菜(繊維質)を食べてから~その後に魚などの蛋白質を食べる~更に、 食べたいなら、最後に炭水化物(お米、パン、芋類、麺類)という順番です!

    40代から発病し始めますが、自分では中々に気付かない恐ろしい病気です。進行すれば合併症を引き起こします。主な自覚症状として:

    • 咽喉が渇く
    • だるい
    • 甘いものが欲しい
    • 頻尿になった
    • 疲れやすい
    • 視力が低下してきた
    • ケガが治りにくい
    • トイレの小便が臭い
    • 皮膚の艶やハリが無くなった

    でも、見過ごしてしまうものです。健康診断などの血液検査で血糖値やヘモグロビンやクレアチンの数値が異常値で、初めて事の重大さを医師から告げられます。

    血糖値は空腹時血糖値よりも、食後1時間後の血糖値こそがアナタの血糖値です。1時間を経過すると血糖値は下がって行きます。糖分はグリコーゲンとして肝臓に蓄えられ、必要となればブドウ糖として供給されます。

    ここでは、肝臓と腎臓と膵臓とが密接に相関関係がありますから、同時に三臓器を強化することで相乗効果を上げたいものです。

  • 第2節 東洋医学の消渇(ショウカツ)

    東洋医学では、数千年も昔の中医で既に消渇なる用語があります。その昔には糖尿病などと呼んでいない。ただ、この症状こそが糖尿病の症状です。上の自覚症状に似ています。

    当時は砂糖など無かった。美食家は主に過食そしてデンプン質を多く摂取した模様です。昔から糖尿病=贅沢病と呼ばれたのも頷けます。現代では糖分と言えば、お菓子、ケーキ、チョコレート、アイスクリーム、餡子などいくらでも誘惑があります。

    既に、食事の食べる順序で糖質(デンプン質)を最後と説明しました。昔の中国も日本でも食べ物は畑で収穫する野菜、川や海で採れる魚、山で採れる獣肉や鳥肉でした。

    西洋医学は解剖学や細菌学から発達し、東洋医学では臨床医学です。その東洋医学の資料の中に、この消渇(糖尿病)の治療法があります。

    内容が、東洋医学の骨格や神経や経絡や反射区の話題になりますので、興味がある場合には東洋医学講座の部を参考にして下さい。(特に、反射区の足心術)

  • 第3節 背骨を柔らかくする

    具体的に、どうやって膵臓を強化して再生させるのか?簡単なストレッチです。頸椎、胸椎そして腰椎から骨盤までの背骨6番から11番が硬い人が多いのです。肝臓腎臓膵臓の部位は特に、6~8番の背骨が硬い人(糖尿病の特徴)の背骨を柔軟にするのです。

    手順1:
    ストレッチポールを用意します。半円筒形のカマボコ型でもいい。無いならば、バスタオル2枚をクルクル巻いてテープで止める。
    手順2:
    肩甲骨の左右を結んだ位置から背骨に横に置いて寝る。辛い場合には枕をするか、タオルを1枚にします。
    手順3:
    この格好で5分だけ我慢して下さい。次には、肩甲骨から徐々に下へずらして、最後は腰椎部まで同様に下敷きにして寝ます。
    手順4:
    そのまま起き上がれないでしょうから、両膝を立ててから横向きに倒れて、タオルを取り出せば宜しいでしょう。

    たったこれだけです。

  • 第4節 膵臓をマッサージする

    上のやり方で背骨を柔らかくするストレッチをやりながら同時にやっても構いません。膵臓は外から感じませんので、マッサージは呼吸と合わせて行って下さい。

    手順1:
    両脚を立てて下さい。すると腹筋が緩みます。膵臓の位置は、胃の裏側にあります。
    手順2:
    胃は肋骨の一番下の箇所に沿って、左から右の十二指腸へと続く形状です。と同時に膵臓も胃の裏側に寄り添って魚の形状です。
    両手の指先で左~真ん中~右と、三か所を指圧します。
    この時に、推す時は息を吐きながら、離すときは息を吸いながらゆっくりと指圧を繰り返します。
    (便秘解消の安腹術九点指圧法の一番上の列です)
    手順3:
    推した時に痛みを感じるのは、瘀血淤血(伝統中国医学におけるうっ血や血行障害など)がある場合ですから、軽く推して下さい。

    これが膵臓マッサージ法です。

  • 第5節 膵臓のツボを推す 

    ここでは簡単に説明しましょう。詳しくは、東洋医学講座の足裏反射区を見て欲しい。

    手順1:
    土踏まずの足側の三分の二の部位(ここは脾臓や膵臓のツボ)を指を曲げた先もしくは足心棒(百円ショップでも購入可能)で強く推して下さい。間違っても湧泉のツボを推さないこと。
    手順2:
    足親指の爪の両脇(外側は膵臓、中指側は肝臓)を指先で推す。
    手順3:
    本来なら、施術者に背骨をひとつずつ調整して貰い、腎癒のツボまで指圧して貰ったが早いですね。足心術の心得のある施術者なら更に良いでしょう。

    これが足裏反射区のツボ刺激法です。

  • 第6節 広背筋を鍛える 

    背中が丸まって猫背気味の格好は、老人特有の姿勢です。これは腹筋よりも背筋側が弱くなっているからです。腹筋に引っ張られて背中が丸まってしまいます。この背中の筋肉には、広背筋と僧帽筋と脊柱起立筋の大きく三種があります。

    これが体幹を鍛えていれば、鉄棒の懸垂でバーから首が上まで出ます。加齢に伴って背筋が弱まると、そのまま内臓まで弱ってしまって、姿勢も悪くなります。

    手順1:
    息を吐きながら両手を上にあげて、肘を曲げながらゆっくり背中へ曲げます。息を吸って元に戻します。
    手順2:
    両手を胸前に寄せて、両肘を張って背中へ合わせます。ダンベル運動やチューブ運動や背筋運動でも宜しいでしょう。

    これらの膵臓活性化のストレッチなどをひと月も持続すれば、驚くほどに血糖値が低下してきます。それまでは、医師から処方された薬やインスリン注射などを勝手に止めないで継続して下さい。(個人差がありますが、改善効果はあります)