第13章 冷え性 

冷え性とは、末梢血管の血行が悪くなり、手や足、もしくは全身に冷えを感じる症状です。冷え性を放っておくと肩こりや頭痛、むくみなどの弊害を生じることもあります。


◆原因と予防方法

冷え性の原因は、自律神経の乱れや過度なダイエット、冷房、下着による体の締め付けなどが上げられます。特に、女性の場合は女性ホルモンのバランスが崩れることで自律神経が乱れ冷え性につながるケースがよく見られます。

また、食生活の乱れから血液がドロドロになり、血行不良につながることもあります。冷え性を改善するには、ゆっくりお風呂に入る、適度な運動をする、十分な睡眠を取る、栄養バランスを考えた食事を摂るなど日頃から規則正しい生活を心がけることが大切です。また、夏場はクーラーに頼りがちですが、設定温度が低過ぎると自律神経が鈍ってしまうので温度を見直しましょう。タバコも血流を悪くするのでやめたほうがよいでしょう。

◆予防効果が期待できる果物

アボカド、アンズ、カキ、オレンジ、温州ミカン、モモなど。柿や梨、温州みかん、スイカなどは体を冷やす作用があるといわれるので食べ過ぎないほうがいいでしょう。但し、柿や温州みかん、オレンジはビタミンCが多く、桃やキウイフルーツにはビタミンE、あんずなどのドライフルーツは鉄分が豊富に含まれます。

これらの栄養素は血液循環の改善に良いとされるので適度に摂るとよいでしょう。また、桃やあんずは東洋医学において体を温める「陽」の食物とされます。また、西洋医学においてはアボカドやパッションフルーツ、ライチなどに多く含まれるナイアシン(ビタミンB3)が冷え性に有効とされています。