さあ、出かけよう!!  PREPARATION,PREPAREDNESS,EQUIPMENTS

はじめに

  • 念仏2号
    念仏2号 
  • 念仏3号
    念仏3号 

ここでは、お寺めぐりや街道歩きをする場合の前準備・携帯する必須アイテム、心得などについて、作者の経験したことを踏まえて説明する。 主にお寺めぐりを中心とした記述となっていますが、街道歩きもほぼ同様です。街道歩きにもご活用ください。

作者の身勝手であるが、掲載しているお寺以外にまだまだ多数ある。 一生新しくお参りしたいお寺の数は減らないであろう。

作者は、殆どのお寺へのお参りはアポなしで行く。 これは、目的とするお寺への到着日時を作者の本来の仕事の都合・天候などのもろもろの理由で事前(おそらく数日前が常識であろう)に 決めることができない。運よくスケジュール調整ができてアポが取れたとしても、その時刻にお寺に到着する事はかなりキツい。 また、物好きの作者の都合でわざわざ時間をとって頂くのもお寺にとって迷惑ではないかと思うからである。 拝観料を払って、開門・閉門時間が明示されているお寺は別ではあるが・・・

作者は四輪車の免許が無い為、近地の場合は念仏2号(HONDA PRESS CAB 50cc)で移動。 遠地の場合は、その近辺までは公共交通機関。そこから先は50ccのバイクをレンタルできればして、無ければ 徒歩にて移動する。

余談ではあるが、我が念仏2号は重宝している。駐車場の心配はほぼなく、狭い道・山道などを行く時も 小回りがきく。おまけにかなりの急坂も登れる。また、前の新聞入れのカゴ、後ろの荷台も大きいので 機材・弁当などかなりのものが積載可能である。

中距離では念仏3号(HONDA FTR223)を利用している。早く移動できて良いがやはり小回のきく念仏2号のほうが向いているようである。

下の内容は、上記の移動手段を前提に記載しています。公共交通機関もしくは車で散策される方は下の内容を適宜取捨選択されたし。

まだまだ不備な点が多々あるとは思います。これから充実させて行きます。()

事前準備

  1. 場所の確認(特に車で行くときは駐車場の有無)
  2. 開門・閉門時間の確認(山道などを通る場合は日没時間も調べる)。写真撮影をするのであれば、大体11時~13時頃のお参りが良い。その時間帯をはずずと太陽の光が逆光になることがある。
  3. お参りするお寺周辺が田園地帯の場合、農繁期は避けたほうが良い。 近所の農家の方々(場合によってはお寺の方々も)は田植え・稲刈りなどでお宅に不在なことが多く、道をたずねたりなかなかできない。 空き巣と勘違いされることも多々ある。
  4. 宗派・歴史・チェックすべき建物・施設・寺宝など
  5. 近隣の寺院・観光スポット・休憩所・トイレのチェック
  6. 案内本、パンフレットなどの収集
  7. 現地の天候のチェック
  8. 経路上のバイク屋のチェック

携行品

  1. 地図もしくはスマートフォン(Google MapのPSナビ機能を使用)。予備の電池パック。
  2. 携帯電話
  3. カメラ(作者はデジタルカメラを携行している)
  4. カメラ・携帯電話などの予備バッテリもしくは充電器
  5. 履物はスニーカーが良い。
  6. 上着も夏でも長袖が良い。虫・蛇避け。ファインダーの無いデジカメで写真撮影する場合は上着は黒っぽい無地のものが良い。白っぽいものであるとカメラの液晶に服が反射して見づらい。
  7. 帽子。作者はほとんどの場合バイクで移動するのでバイクを降りて徒歩にて参道を通る時、 危険と思われる場所へはそのままヘルメットをかぶって行く。
  8. 手袋(軍手で結構)これも虫・蛇・その他の動物避け
  9. タオル・・・意外と役にたつ。一度ハチに襲われたときにはこれでほっかむりしてしのいだ。
  10. ペンライト(作者はスマートフォンにそのアプリをインストールしているので携行していない)
  11. できれば念珠・数珠。(宗旨が違えば念珠も異なるようであるがそこまで指摘する寺院は少ない)
  12. 名刺もしくは身分証明書←これはかなり重要(不審者と間違えられそうになる前にお寺の関係者の方に挨拶する)、また同じ趣味の方がいた場合に自己紹介ができる。
  13. 小銭(お賽銭用。いざとなったとき、一万円札しかなかったら・・・・)
  14. 水筒・弁当・おやつなど・・とくに甘い物。チョコレート・黒砂糖などは常にバッグに入れて置いたほうがよい。 作者は食事はほとんど嫁の作るおむすびを持参する。きれいな空気・景色の中で食べるおむすびは最高である。
  15. 雨具
  16. 携帯用灰皿
  17. 携帯用トイレ(ご婦人がた)
  18. ヘビ避け,防御用武器、イノシシ避け、熊避け(危ない所へは、作者は右写真のステッキを携行する)
  19. ルーペ
  20. メモ帳(作者はスマートフォンのメモ帳を使用)
  21. 案内本、パンフレット
  22. レジ袋(大)・・・行き帰りに地元の果物・野菜を買ったりもらったりする場合に重宝する。また、急な雨などでもデジカメ・スマフォなどを保護できる。
  23. ナイフ・・・思わぬ食べられる野草などがあった場合に重宝する。(ただし違法行為はだめ)
  24. 収集される趣味のある方は朱印帳(作者はその趣味がないので携行しない)

境内での心得

寺院内での行動の原則は真言宗系で言われている十戒(下を参照)に従えば問題なし。 ごく常識的な行動をすれば良い。分かりきった事ばかりであるが、敢えて列挙する。

  1. 境内に出入する時一礼、山内に入ったらまず本堂またはご本尊に脱帽(サングラスははずず)して合掌してお参りすべし。 各宗派でのお参りの言葉は下記のとおである。あまりこれにはこだわらず、無言で合掌礼拝すれば良い。 作者は浄土真宗本願寺派の門徒であるので、どの宗派のお寺でも小声で「なまんだぶ」と唱えている。
    • 浄土真宗:南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)
    • 浄土宗:南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)
    • 曹洞宗:南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)
    • 真言宗:南無太子遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)
    • 日蓮宗:南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげっきょう)
    • 宗派ごとの違いは宗派別基礎知識を参照の亊
  2. 携帯電話はマナーモード。これは重要。静寂の中突然呼び出し音が鳴り出したら・・・
  3. お寺の行事が開催されているときはその邪魔をしない。お寺から見れば信者・門徒さんが主役で、我々はある意味「部外者」。
  4. 安全第一。体調が悪い時・天候が悪い時などは無理しない。
  5. 身なりを正すべし。最低、襟のあるシャツ(ポロシャツでも可)
  6. 靴は必ず履くこと。(サンダル類は坂道などで危険であるしお寺の関係者に失礼である。)
  7. お寺の関係者もしくはお参りの人と会ったら挨拶すべし(当然のマナー)
  8. お参りの規則が掲示されている場合は必ずそれに従うこと(写真撮影・境内での飲食ほか)
  9. 運よく、建物の中に案内されるか、合法的に入室できた場合は特に写真撮影については許可を得て撮影すること。 フラッシュ撮影も許可を得るべし。
  10. 千社札はお寺に許可を得て貼るべし。(参考:千社札のマナーとルール : My Style)
  11. 立ち入り禁止区域には入るべからず。
  12. むやみやたらに建物・施設にさわるべからず(特に境内の草木などは傷めないよう)
  13. ゴミなどは残すべからず。他人の捨てたゴミも進んで清掃すべし。
  14. タバコは決められたところでしか吸うべからず。
  15. 境内での飲酒は原則的に慎むべし
  16. 山道・崖など単独行は危険な場所には単独で立ち入らない。

最低これだけはチェックして帰ろう

近年のほとんどのお寺は本堂域までは車で横付けできるようになっている。 これは新しい参道。 ところが、歩いて本堂域まで行く本来の参道が目立たないが別にある。 この本来の参道はあまり目立たないお寺が多いが、思わぬ石垣・石段・石仏などの遺構、草木などがあることが多い。 本堂域までは是非本来の参道を通ってお参りすることをお勧めする。 以下に作者が心がけてお参りするチェック内容を列挙する。

  1. 写真
    • 本堂
    • 鐘楼
    • 山門
    • 参道
    • 本堂・山門の扁額
    • 説明板があれば説明板
    • 境内の状況
    • 全景
    • その他印象に残った建物・仏像・石碑・庭・草木
    • 近隣の施設(お寺・神社・温泉・土産物屋・その他)
  2. 寺名の読み方(お寺の関係者に聞けばだいたい教えてくれる)
  3. 宗派・歴史・チェックすべき建物・施設・寺宝など
  4. 山号の読み方(お寺の関係者に聞けばだいたい教えてくれる)。山号が無い場合もある。
  5. 建物・石仏などに銘があればそれもメモもしくは撮影する
  6. 寺名の別の書き方があればそれもメモする。
    • 寿福院=壽福院
    • 聖福寺=聖福禅寺

十戒

仏教の教えである。お寺散策時にこの項目を遵守する気持ちでいればまず失礼はない。

不殺生(ふせっしょう)
むやみに生き物を傷つけない。
不偸盗(ふちゅうとう)
他人の財産を盗まない。壊さない。
不邪婬(ふじゃいん)
みだりに不特定の者と姦淫しない。
不妄語(ふもうご)
嘘を言わないこと。才能や徳がないのにあるようにみせない。
不綺語(ふきご)
誠心もなく、飾り立てた言葉、ありもしない事を言って人にへつらわない。人をからかったり恐怖心をあおったりしないこと。
不悪口(ふあっく)
人の悪口や陰口を言わないこと。驕りたかぶって他人を見下さないこと
不両舌(ふりょうぜつ)
二枚舌を使わない。人と人の親交を不仲にしないこと
不慳貪(ふけんどん)
お金や物を得ることだけを考えずに、仏になるということを目標とすること
不瞋恚(ふしんに)
感情を出すことを耐え忍んで、相手のすべてを包容し理解して怒らないこと。自分が正しくて、他人は間違っているという感情を持たないこと。人生は思い通りにならないと感じ、それを楽しむこと。
不邪見(ふじゃけん)
ひがまない。物事を正しくまっすぐに考える。ひねくれて考えないこと。物事や現在の状況が常に変わらないと思わないこと。

ハチ対策

ここ2、3年。お寺めぐり、街道歩きなどしているとハチ(特にスズメバチ)に遭遇する事が多くなりました。 特別にこの項を設けました。 大原則は、ハチが居そうな所に近づかない。たまに「ハチ注意」の立て札がある事があります。 やむを得ず、ハチのいそうな所に行く場合は下記を参照ください。

  1. 長袖の服装・軍手・帽子は必携。黒系の服は身につけない
  2. 極力肌を露出させない。上の項でも述べましたが、顔は見た目にとらわれずタオルなどで覆う。
  3. 低音の「ぶんーん」という音がしたら周りにハチが居るサイン。
  4. 縄張り(半径10m程度)に入ったと思ったら落ち着いてゆっくりそこから逃げる。決して手で払わない。 作者は何度も首周りにまとわりつかれましたが、慌てずゆっくり縄張りから逃げればそれ以上はおいかけられませんでした。
  5. 柑橘系・フェロモン系の香水はつけない。
  6. 刺されたら・・・患部を流水につけて毒を絞り出し,氷などで冷やすと良いです。 ご心配な方は病院へ行くことをお勧めします。オシッコ(アンモニア)は効かないそうです。
  7. 参考サイト:
    スズメバチ対策十箇条
    蜂(ハチ)に刺された!!さて、どうする? うはら皮膚科

FAQ

お寺の山門が閉まっていたら

原則は「お寺は今入ってほしくない」とのサインと思う事。

ただ、山門は原則常時閉めてあり、通用門が空いている場合がある。この場合はお寺の方に一言断って許可を頂く。


謝辞

作者はお参りするときは、妻のつくる弁当・お茶・コーヒーを持って行く。 この物好きの作者に文句ひとつ言わず朝早くから準備してくれる妻には感謝感謝です。