お寺めぐりの友

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月輪山() 勇猛寺(いみょうじ) 高野山真言宗

歴史4 phrases

Linksのページによれば、「理知の水」と呼ばれ人間の自然治癒力を高める薬効がある湧き水がある。 古くは聖武天皇がこの水で病を治されたという言い伝えもあるという。

『北方町史』 中巻P603-611に9ページにわたって詳細に記載されているが、 この地域の郷土史に疎い作者には難解過ぎて理解できない。 興味の有る方は同書をご覧下さい。

本堂前には倶利伽羅竜王碑(くりからりゅうおうひ)がある。 風雪にさらされてほとんど画像が見えない。 以下門前の案内板(武雄市教育委員会銘)の内容を要約して記す。

倶利伽羅竜王は勇猛寺の本地仏。材質は安山岩(この付近産)。 高さ206cm・巾(中央部)90cm・厚さ50cm。 脇侍として制多迦童子(せいたかどうじ)矜羯羅童子(こんがらどうじ)を従えている。 側面には「仁安3年11684月15日 勧進僧教鑿(かんじんそうきょうかん)」と刻まれているが、干支を欠く書式から後世の追刻(ついこく)とされているという。 石に刻まれた倶利伽羅竜王碑は九州では他に無いという。

ひとくちメモ3 phrases

勇猛寺は勇猛山の東側中腹に伽藍を構えている。 作者は東側の麓の永池溜池の参道口から念仏3号(バイク)にて登山。 舗装された山道を登ること約10分。 途中、こんな山奥にお寺があるとはと半信半疑での参拝。 境内に着くと視界が開け、広い平坦部である。一安心。 参拝コースが作者がたどったもの以外にも何通りかあるようである。 住職の話によれば、この舗装された道が開通したのは約40年前の事。 それまでは、檀家さん達は山道の参道を徒歩で登って参拝していたという。

本堂は、昔風の屋根である。 本堂前にはヒノキ・イチョウの巨木がある。 門前は広い駐車場となっている。 境内を散策していると住職から声をかけられ、本堂に上がらせて頂き、お参りさせて頂いた。 本堂に向って左手にある「理知の水」へも案内して頂いた。感謝感謝である。 この水は山頂から湧き出る清水で飲料可。作者も頂いた。甘い美味しい水である。 今でも麓から水汲みにくる人が多いと聞く。

倶利伽羅竜王。作者は拝むのは生まれて初めてである。 勇猛寺のものは画像がほとんど見えない。ネットで検索してみた。 倶利伽羅竜王 : 風の通り道のページに画像がある。 すごく怖い形相である。 余談であるが、刺青(いれずみ)の題材として良く利用されるようである。 制多迦童子・矜羯羅童子は不動明王の脇侍としておなじみのものである。