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普門山() 圓應寺(えんのうじ) [円応寺・円応禅寺] ★★ 曹洞宗

歴史

『武雄市史』によれば、次のとおりである。

永正16年15194月15日、了然禅師が川良字寺内に建立。 後、兵火の為焼失。 永禄年中1592-1596、現在の柏岳南麓に再建される。

本尊:十一面観音(伝弘法大師作)。本尊の開帳は10年に1度。

武雄領主20代から代々のお霊屋があり位牌堂もあるという。

門標の「西海禅林」の文字は武雄領主28代鍋島茂義が15、6歳の時に書いたもの。

元禄のはじめの調べによる末寺は以下の通り。

東禅寺(武内町真手野)、 満徳寺(朝日町黒尾)、 秀岩寺(若木町川古)、 清正寺(同上)、 清竜院(同上)、 善福寺(朝日町川上)、 浄円寺(武雄町川良)、 崇福寺(同上)、 浄泰寺(東川登町永野)、 隆信寺(同上)、 浄雲寺(同上)

本堂脇の石碑によると、江戸中期に曹洞宗の復古運動の先駆けとなった月舟宗胡はこのお寺の出身との事。

伊藤氏メモ現地移転後、35世を数える。当初は東南側にある浄円寺の東裏(川原字寺内)にあった。()

ひとくちメモ

参道口は県道53号線沿いにある。 そこからゆるやかな登り坂の参道が一直線に伸びている。 (距離300m弱ほどあろうか?参道口の祐徳バスのバス停の名が「円応寺馬場」となっている。 ここは馬場として使われていたのであろう) 両サイドは桜並木となっている。緑のトンネルである。 参道途中には鳥居型石門アーチ型石門が観られる。 参道脇にはお堂、六地蔵塔、鳥居、石祠などが観られる。 参道の突き当りにある地蔵堂には等身大の地蔵尊が鎮座している。 向って左の石段を登り、さらに右に折れた石段を登るとやっとこさ楼門にたどり着く。

本堂は、前面が巾2〜3mほどの回廊となっており、そこに上がって参拝できる。 珍しい造りである。 床板はかなり古いもののようであるが綺麗に磨かれている。 本堂床下には細い水路があり、裏の柏岳から湧き出る清水が流れている。 本堂前には臥龍梅の古木、月舟宗胡の石碑、鐘楼などが観られる。

本堂に向って右手の一画は歴代和尚の世代墓、その先の木々の中にも歴史を感じさせる立派な墓石がある一画がある。 ヘビ嫌いな作者は怖くて近づけなかった。残念。

春は梅・桜、初夏は新緑・秋は紅葉。一年を通して自然を満喫できるお寺である。 桜の時期の写真は本ページ最下部にあります。

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