お寺めぐりの友

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() お仙観音(おせんかんのん) [洞鳴の滝] 不詳

歴史

延宝9年1681正月22日(真冬!!)、当地区の美男(19歳)・美女(名は「お仙」、18歳)が家柄の違いで結婚を許されず、洞鳴の滝の上から抱き合って滝壺に身投げをした。 二人の結婚を許さなかった父親と村人達ががこの二人の冥福を願って比翼塚と、当観音菩薩を建立した。 この話は実話のようで、お仙観音は滝のすぐそばの小丘の上に立っている。 比翼塚は、滝壺の少し下流の川岸に2基並んでひっそりと立っている。 (Linksのページ・現地案内板より)

山中観音禅寺[1]に納められていた位牌には下記のように記されている。Linksのページより引用する。

同帰 
孝岳善忠信士[2]
洞岩妙仙信女[3]
延宝九年辛酉正月廿二日
施主 音成六兵衛重任[4]

ひとくちメモ

この観音様が安置されている石祠は当サイト掲載の諸堂の中で恐らく最小規模のものである。 洞鳴の滝の記事はここをご覧ください。

洞鳴の滝(どうめきのたき)

現地案内板によれば、昔はもっと落差のある滝であったようだ。 滝が洞穴で叫び声を上げているようであったのでこの名がついたという。 滝の脇には「洞鳴の滝ふれあい館」があり、小規模の水力発電所となっている。 同館には公衆トイレも付属している。

滝壺の上・下流の川の深さは膝下ほどしかなく、格好の水遊びの場所となっているようである。 遊び場となっている滝壺の下流のすぐそばに比翼塚(墓碑)があり、少し「気持ち悪い」と思われる方もおられるかも知れないが、ちゃんと供養をしてあり、身投げした二人が見守ってくれていると思えば何てことない。 川は三瀬村を通り北山ダムに注ぐ。


脚注

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