Linksのページによれば、拝殿裏手の巨大な石祠に下記の文字が刻まれているという。
辨財尊天座殿乙宇募縁造立秋天下和平民安楽
天明七(1787)丁未四月上巳日 真手山健福寺法師姉実識
上の「健福寺」はここより南方8kmほどに伽藍を構える健福寺(真言宗御室派)のことと思われる。
本殿内には、女性の姿をした「弁天様」はおられない。ひょっとしたら、拝殿裏手の石祠の中に鎮座されておられるかもしれないが。。。 拝殿内に安置されているのはヘビの彫り物のみである。 弁財天はしばしば宇賀神(胴体はヘビ、頭部は人間で象徴される)と同一視されることがあると聞く (宇賀神 - Wikipedia参照)。
門前の県道263号線は、筑前より肥前佐賀に至る三瀬街道であったようである。
門前の国道263号線は作者が佐賀方面のお寺を参拝するときに良く利用する道である。 嘉瀬川沿いの道で田園風景を満喫できるルートである。 数えきれないほど、このお堂の前を通過しているはずであるが今までこのお堂に気が付かなかった。
境内には、拝殿・御神体が安置されている巨大な石祠・大師堂などがみられる。 南側の道端には巨大な岩(裏手に「神石復元」の石碑あり)がある。 御本尊がヘビという事で、御本尊が登場する機会の多い夏場には参拝したくない場所である(すみません)。
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