お寺めぐりの友

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吉原山(よしはらさん) 鶴林寺(かくりんじ) [子安大師] 真言宗御室派

歴史

伊藤氏メモ愛媛県小松市に、子安大師として篤く信仰される四国八十八ヶ所第61番香園寺(こうおんじ)がある。大正13年1924唐津在住の香園寺の熱心な信者の願いによって、子安大師講唐津支部が発足した。その後、香園寺の山岡瑞圓師の命を受け、松井宝掌師が昭和9年1934に赴任。昭和22年1947寺号を鶴林寺として開山した。

その頃、唐津には鉱山博士と呼ばれた吉原政道がいた。松井宝掌師の活動に賛同した吉原氏は、唐津を離れる折に所有地を寄進。鶴林寺は現在地に移転し、吉原氏の功徳を称えて山号を吉原山と号するようになった。

現在も子供の成長を守護する寺として信仰されており、鶴林寺ではなく子安大師でないと分からない人も多いという。大師像は、本堂内に安置されており、修行姿で子供を抱いた姿である。また、同じ姿の石像が境内に立っている。

本堂の天井には、四国八十八ケ所霊場の本尊が一体一体全て描かれている。境内に八十八の石仏を配することはあるが、このような例は全国的にも珍しい。(『九州八十八所巡礼』より)()

ひとくちメモ

鶴林寺は旧唐津街道の橋本-唐津上に伽藍を構えている。 旧唐津街道沿いの参道入口より長い山道の参道を登ると山門に着く。 付近は、古い街並みが点在する。散策にはなかなか良い場所である。

鶴林寺へは旧唐津街道から表参道を徒歩でも行けるが、裏手の道を車で行くコースもある。 本堂裏には駐車場がある。

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