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岩洞山(せきとうざん)久福寺(きゅうふくじ)[久福禅寺]★★曹洞宗

歴史

門前の岩屋地区多目的集会所境内に設置された案内板の内容を下に記す。

岩洞山(がんとうざん)の景は、凝灰角礫岩などからなる岩峰(補陀落岩(ふだらくいわ))、岩洞(呼猿窟(こえんくつ)円通洞(えんつうどう))の景で、岩峰が観音菩薩の立ち姿に見えることから呼ばれる補陀落岩と崖下にある寺の伽藍、岩肌を覆う岩生植物が特徴です。

崖下の岩洞山久福寺(きゅうふくじ)は、霊亀2年716仁聞菩薩(にんもんぼさつ)が自作した聖観音(しょうかんのん)を岩洞山補陀窟に安置し、僧法蓮(ほうれん)が開山したと伝わります。 のちに羅漢寺の末寺として中興され曹洞宗寺院となりました。岩洞・呼猿窟内の観音堂には平安時代制作の木造大日如来坐像が安置されています。頭から腰までを一本の大木から彫刻された、一木造(いちぼくづくり)という技法で作られています。

円通洞には平安時代の下毛郡擬大領(ぎのだいりょう)で久福寺開基の蕨野勝宮守(わらびのすぐりみやもり)と妻の子戸自売(ことじめ)の墓が祀られています。 子戸自売は夫の死後も貞操を守った賢女として『日本後記』に記されており、本堂には嘉吉元年1441造像の木造薬師如来坐像とともに、同年代制作の二人の木造位牌が安置されています。 久福寺には上記の仏像2躯と位牌のほか、室町時代の造立と推測される久福寺門前宝塔も中津市有形文化財に指定されています。

中津玖珠日本遺産推進協議会

豊前国三十三観音霊場第8番札所(本尊:聖観世音菩薩)となっている。

ひとくちメモ

門前には山国川が流れ、豊かな田園地帯が広がっている。その先は耶馬渓の山々が連なっている。 参道口から緩やかな坂道を上れば、本堂の前に着く。観音堂へ通じる道は本堂に向かって左手にある。 道順は石塔群→歴代和尚の墓碑群→円通洞→観音堂である。絶壁の裾沿いの緩やかな坂道である。 観音堂へは靴を脱いで上がれる。木の欄干があるだけで少し恐怖を覚える。 扉は閉められており、格子戸のすきまから大日如来を拝む。

本堂前には宝塔がある。

下の写真中の番号は本堂の近い場所から順に振っています。

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