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日東山()伯東寺(はくとうじ)浄土真宗本願寺派

歴史

筑前國続風土記拾遺』巻之18 御笠郡 四 原田村の項に下記の記事がみられる。

伯東寺

宿内[1]に在。真宗西本願寺に属す。延寶4年1676に寺号木佛を許さる。また古野といふ所に観音堂あり。郡中15番札所と云。

元は久留米にあり東本願寺に属していたという説がある。 詳しくは筑紫野市光伝寺の歴史の項を参照のこと。 今も久留米市田主丸町菅原に当寺の元寺と思われる同名の真宗大谷派寺院がある。

本堂脇に伯東寺の名物であった「はらふと餅」をついたと言われる石臼がある。 その案内板の絵を見ると当時の賑わいの様子が偲ばれる。 ここにその案内板の内容をそのまま記載する。

はらふと餅とは、手のひらほどの大きな塩餡(しおあん)餅のことです。 険しい三国峠(みくにとうげ)冷水峠(ひやみずとうげ)を越えるときの "腹ごしらえ"として原田宿の名物になっていました。

近世後期から、江戸では、 小ぶりで砂糖餡の「大腹餅(だいふくもち)(のち大福)」が好まれるようになりました。 原田宿は長崎街道の宿場町で、 いち早く砂糖も通ったと考えられますが、 幕末に親しまれていた「原田宿のはらふと餅」は塩餡のままだったのか、 あるいは砂糖餡に変わっていたのか、 それを示す確実な史料は知られていません。

長崎街道 大里・小倉と筑前六宿』によれば、餅屋は東構口と筑紫神社の間にあったのではないかという記載がある。 時が過ぎ、その餅屋がなくなったときに臼をお寺内に持ち込んだものであろう。

ひとくちメモ

伯東寺は旧長崎街道 原田宿のほぼ中央に伽藍を構えている。東側には筑紫神社が鎮座している。

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脚注

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