『筑前國続風土記拾遺』巻之37 宗像郡 中 王丸村の項に下記の記事がみられる。
善徳寺
育王山と号す、浄土宗鎮西派野坂村西福寺の末也。 昔ハ大穂村薬師山に在て禅寺成しか、廃絶せしかハ正保3年(1646)彼号を爰に移して浄土寺となせり。 三譽と云僧の時也。
善徳寺は国道3号線王丸交差点より南に500mほどの所にある。 本堂はよく見ると鉄筋コンクリート造り。 こじんまりしたものである。
山門脇には「宗像四国西部霊場 本尊 薬師如来 王丸 第39番」と掲示された 薬師堂がある。 堂内には中央に弘法大師、左手に薬師如来と思われる木像が安置されている。 この木像はかなり痛んでいる。 また堂内三方には十三仏が安置されている。
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