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全海山(ぜんかいざん)宗像観音寺(むなかたかんのんじ)☆☆☆高野山真言宗

歴史

伊藤氏メモ宗像観音寺は、昭和27年1952、それまで外国航路の船員であった国崎全海師が、聖観世音菩薩の霊告を得て当地に住居を構えたことに始まる。全海師は日夜、観世音菩薩を念じたところ、仏の加護を得て次々と不思議なことが現れた。

調べてみると、この地は古い聖地であるということが分かった。すなわち、元禄年間1688-1704高野山の快宣阿闍梨(あじゃり)が全国行脚中に当地を訪れ一堂を建立し、衆生斉度を志したものの、志なかばで帰らぬ人となっていたのである。このことを知った全海師は、快宣阿闍梨の遺志を継ぐ決意をして、昭和30年1955観音堂を建立。念持仏の聖観世音菩薩を本尊として安置し、教化活動を始めた。妻の和子も昭和50年1975に出家し、光染尼と改名している。以来、信者も増え、昭和55年1980全海山宗像観音寺という現在の山寺号を公称するようになった。

その後、全海師の志を受け継いで光染尼が住職となり、信者の増加に伴い平成7年1995大きな本堂を建立した。

境内に入ると、最初のお堂に石仏の地蔵菩薩が祀られている。一言地蔵尊といい、一言だけ至心に祈れば、必ず願いを叶えてくれるという。観世音菩薩が霊夢により地蔵尊の建立を指示したもので、九州二十四地蔵尊霊場の第3番札所となっている。 (『九州八十八所巡礼』などより)

ひとくちメモ

宗像観音寺はJR鹿児島本線の赤間駅と東郷駅の中間地点の線路の南側に伽藍を構えている。 石造りの山門はひときわ目立つ。大きすぎて写真に収まらなかった。 境内はキチッと清掃されお参りするには気持ちが良い。まわりは住宅地となっている。

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