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福壽山() 善徳寺(ぜんとくじ) [善徳禅寺] 曹洞宗

歴史

筑前國続風土記拾遺』巻之29 鞍手郡 上 水原村の項に下記の記載が見られる。

○善徳寺

片熊に在。 瑠璃光山と号す。 禅宗洞家金生村瑞石寺の末院也。 慶長8年1603清覚と云ふ僧開基す。(後略)

上の清覚という僧は、善徳寺より南西約1kmにある西照山 円福寺も開基している。 上の『筑前國続風土記拾遺』にある山号(瑠璃光山)と、現在の山号(福壽山)が異なるが、いつの日にか改められたのであろうか?

ひとくちメモ

北側約500mには九州自動車道、同じく南側約500mには山陽新幹線が走る。 すぐ南脇の道路は時折大型トラックが疾走する。 善徳寺裏手にはトヨタ自動車の関連の企業であろうか、いくつかの工場もある。

ところが一歩境内に入ると森閑として静寂である。 また、門前には豊な田園地帯が広がっている。 不思議な感じである。

お参りのおりに、ちょうど和尚(福岡市安国寺出身)が汗だくで作務をしておられ少し話しをお聞きすることができた。 トヨタの工場が出来る前はもっと静かな所だったという。

善徳寺のご本尊は釈迦如来ではなく薬師如来である。 曹洞宗の寺院にしては珍しい。 本堂脇の馬頭観音木像は民家にあったものをここに移祀したものという。 (少し風雪の為に傷んでいる。この馬頭観音様はすごく怖いお顔をされている。) 本堂前の元禄13年1700銘の地蔵像は頭部以外は当時のままであるという。

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