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日陽山() 普光寺(ふっこうじ) [毘沙門天] 天台宗

歴史

Linksのページによれば、延喜年間901-923に醍醐天皇勅命により僧行基が創建。 七堂伽藍を配したが野火により延宝6年1678の再建で毘沙門堂のみ残る。 平成12年より本堂始め、各種の増改築を行う。 境内に五重塔、聖観音、不動明王、六地蔵、十三仏、七福神像を配し本堂脇に安倍晴明の池があるという。

参考:『筑前國続風土記』『筑前國続風土記附録』

ひとくちメモ

GoogleMap上ではお寺までの道が無い。 2014年初夏、場所の確認とお参り時期を決める為にお寺に電話した。 電話に出た女性の方が丁寧に説明してくださった。 道は寺下の池までは地図上にあり、そこに行くとその先にも道があるそうである。 思い切って「夏場はヘビがでますか?」と尋ねると笑い声で「少ないですが居ることは居ます」との返事。 やはり初参拝は冬場にすることにした。

(天皇誕生日)、晴れてヘビの居ない時期となり念願の参拝。 福岡市内から犬鳴峠を越え、宮田町から県道74号線に入る。 お寺は山上にあることはわかっていたが、参道口を見つけることができるかと不安であったが、 何と云うことはない。県道沿いに「毘沙門天参道入口」と書かれた大きな看板があった。 そこから脇道に入りしばらく進むと、赤い幟が多数立てられた北側の参道口を発見。

そこから、山道である。 参道口には竹製の杖が置かれ一本お借りして登山開始。 すぐ脇に観音堂がある。 観音様は木造でかなりの古仏と思われる。 そこで手を合わせ先を急ぐ。 参道は山道となっており両脇は雑木林である。 途中、下山して来られた方3人とすれ違う。 登ること15分(標高差約100m)、やっとこさ鳥居のある本堂域に到着。 真冬なのに汗だく!! 登る途中、「こんな山道の先のお寺とはどんなお寺であろうか」とものすごく不安であった。 到着した途端、びっくり!! 広い境内である。しかも手入れも行き届いている。 鳥居をくぐると、ワンちゃんを抱いた女性がおられ挨拶もそこそこに境内の散策開始。 (後でわかった事であるがこの女性がどうやら住職であるようである。次回参拝のおりにはちゃんと挨拶しよう。)

境内は本堂域と、山頂の領域がある。 本堂域には、本堂・大師堂・弁天堂それと多数の石仏がみられる。

本堂に向って左手には山頂に向かう道がある。 山頂部には、束額に「石鎚神社」と書かれた大きな金属製の鳥居、その奥に2つの石祠がある。 金属製の鳥居には、願主の氏名と併せて「養源寺住職」と書かれている。 「養源寺」とは同じ天台宗の飯塚市大分の養源寺のことかもしれない。

山頂から、東側に少し下った所には観音堂がある。 ここからは飯塚市内の町並みを望むことができる。

山道の参道から山頂に至るまで、綺麗に清掃・整備されている。 この広さの領域を維持管理することは並大抵の事ではない。 住職・信者さん達の努力のおかげである。

参道は、南側にもう一つある。 住職と思しき女性のお話によれば、この参道は軽自動車の4駆なら登って境内に行けるとの事。 但し、離合できないので登る時はお寺に電話してからにして下さいとの事。

『筑前國続風土記』 巻之13 鞍手郡 ○普光玉寺の項

礒光村日陽(ひなた)山の上にあり。 村依り登る事3町許≒約330mあり。 いにしへは大寺にて、七堂悉く備りたりと云。 今は只毘沙門堂のみ残れり。 山上に小池あり。 是を手洗池といふ。 常に水ありて炎旱(えんかん)にも乾かずと云。

『筑前國続風土記附録』 巻之26 鞍手郡 中 磯光村の項

○普光王寺

本編に見ゆ。

今ハ毘沙門堂あり。 秘佛也。山上の平洗池ハ安倍清明水の印をむすひし所といふ。

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