お寺めぐりの友

PC版

() 十一面観音堂(じゅういちめんかんのんどう) [乳池観音堂] 不詳

歴史

筑前国続風土記拾遺』巻之42 裏糟屋郡 下 新原村の項に下記の記載がある。

○乳池観音堂

大道[1]の北側に在り。 十一面の立像長3尺を置く。 行基の作と云。 堂の前に小溝あり。乳池と号す。 婦女の乳汁出ざる者、此溝を(さら)へて祈願すれば、必験を得とて遠近より詣来る人おほし。 堂の前に怪松あり。 御影松と云。 昔神功皇后この樹下に(うずき)[2]賜ふと里人いひ傅ふ。

観音堂の中には目測3尺前後の金色の観音様が安置されている。 扉越に覗いてみるとかなり新しいように見える。 近年修復されたのであろう。 観音堂前には上の『拾遺』の"乳池"と思われる小溝がある。

ひとくちメモ

観音堂前は旧唐津街道である。畦町宿から青柳宿の間である。 昔の旅人達はここで観音様にお参りし青柳宿に向かったのであろう。

伊藤氏メモ江戸中期頃の1696年に作られた高さ6尺(1.8m)の立派な立像。観音堂の前にある小さな溝を乳池と呼び、 昔からこの溝を浚って祈願すれば育児の母乳を授かると伝えられていることから乳池観音とも呼ばれている。 (古賀市パンフレットより)()

脚注

Top