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三省山松月院(さんしょうざんしょうげついん)正願寺(しょうがんじ)☆☆☆浄土宗

歴史

筑前國続風土記拾遺』巻之33 遠賀郡 亨 則松村の項に下記の記事がみられる。

正願寺

浄土宗三省山松月院と号。 穴生村弘善寺に属す。 寛永年中1624-1645大野勘右衛門井上家臣[1]其子清左衛門、勘太夫兄弟 肥前嶋原[2]に戦死せし冥福の為に建立せり。 故に勘右衛門法名三省を取て山号とす。 父子共に此寺に葬る。 観音堂有。

門前の鬼瓦前の石製の案内板によれば、大正3年1914に、則松(現在地から東方1km足らずの所)から現在の地に移転してきたという。 その地には則松観音が鎮座している。 現20世。

ひとくちメモ

JR折尾駅の南方500m足らずの丘の中腹にある。 本堂脇には大野勘右衛門の墓が安置されている。 この墓碑は痛みが激しく「自性院五■■■省居士」とまでしか読めない。 おそらく「省」の字の上の字は「三」であったのであろう。 お参りした時、あいにく庫裏の改築中であった。 本堂裏手にも寺域が広がっているようであったが、工事の邪魔をしてはと自重して戻ってきた。

正願寺の西側には新々堀川(通称:堀川運河)が南北に流れている。 この川は遠賀川から分流された人工河川で、江戸期から昭和初期にかけては、 筑豊炭田地域と洞海湾とを結ぶ石炭輸送用の運河であった。 正願寺門前と新々堀川沿いに下ったJR折尾駅の間は大正期を思わせる飲食店を主とした町並を観ることができる。

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脚注

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