お寺めぐりの友

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音滝山(いんたきさん) 釈王寺(しゃくおうじ) [畑の観音・音滝観音・瞽女観音] 浄土宗

歴史5 phrases

山門脇の案内板の内容をそのまま引用する。

畑観音

音滝山釈王寺(いんたきさんしゃくおうじ)は、通称(はた)の観音、音滝(いんたき)観音、 瞽女(ごぜ)観音などと呼ばれています。瞽女観音と呼ばれるのは、盲目になった姫の伝説が残っているからです。 それに因んで、観音堂のそばにある洞窟の水は、眼病に効験があるといわれています。 堂の裏手の滝は、この付近では珍しい神聖な修行場として滝に打たれる人が少なくありません。

階段下の滝壺では、江戸時代には大干魃(だいかんばつ)の際、雨ごいの秘法が行われました。

嘉永6年1853の2ヶ月あまりに及ぶ大干魃に際して、現在の八幡東区の村々では、雨ごいの最後の手段として、 福岡城の矢倉に保存されている虎の頭を役所を通じて借り出し、蛇形(じゃがた)をこしらえ、 一緒に滝壺に沈めました。 一瀬村の高見神社の社僧が来て、蛇の頭に幣帛(へいはく)を立て、蛇の舌に祈祷札(きとうふだ)をはり、 滝壺にさかさまに浸けました。 これは神聖な場所を汚して神の怒りを招き、雨を呼ぶ手段でした。

北九州市教育委員会

ひとくちメモ3 phrases

釈王寺は(はた)貯水池よりさらに上流に伽藍を構えている。宗派は浄土宗とのことであるが、 密教風の境内である。

R61沿いの観音茶屋よりかなり左手に清流を眺めながら、 急な参道を200mほど登ると参道の両側に参拝客をもてなしたであろう数軒の茶屋の跡がある。 釈王寺はそのすぐ先にある。 往時はさぞ参拝客で賑わったことであろう。

境内には野性のサルが出没するようで、年配の方・お子さんはご用心ください。