『筑前國続風土記拾遺』巻之下34 遠賀郡 利 楠橋村の項に下記の記事がみられる。
専福寺
村内に在。専福寺と号す。浄土宗鎮西派穴生村弘善寺に属す。 此寺昔は茶臼山の邉に在。聖光上人誕生の地なりし故、後に寺を建しとかや。 其処を今も寺床と云。 慶長(1596-1615)の頃今の地に移す。 寺内に観音堂あり。(正福寺と云。古佛3軀を安置す。座像3尺許り。)
境内の釈迦堂は帆柱新四国霊場第45番札所となっている。
本堂脇の小高い場所に鐘楼・釈迦堂と多数の石仏がある。 釈迦堂には「行基菩薩御作 本尊釈迦牟尼佛 土中出現霊像也」の額が掲げられている。 あいにく扉が閉じていて釋迦像を拝むことができなかった。 釈迦堂脇の多数の石仏も一見の価値あり。
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