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馬場山() 香徳寺(こうとくじ) 浄土宗

歴史4 phrases

筑前國続風土記拾遺』巻之34 遠賀郡 利 馬場山村の項に下記の記述がみられる。

金剛坂に在。馬場山古道院と号す。 浄土宗鎮西派穴生弘善寺の末寺也。 本尊阿彌陀佛は恵信作にて、 本ハ前嶽山に在て麻生氏の菩提所也しを、其族信譽存道といふ僧文禄年中1592-1596に當寺を開基して、則(ここ)の本尊とす。

當昔朝鮮陣[1]の時、 東照神君[2]此地を經過し、 茶屋の原 東いま大日堂ある地なり。にて信譽に會し給へるに、 信譽側なる石上に立チて十念[3]を授奉りし由いひ傅ふ。 今境内に東照宮を祭れる小祠あり。 信譽に短刀を賜へる事既に穴生弘善寺の条に云り。併考べし。

門前の案内板によれば、昭和10年1935に以前あった場所から現在地に移転したとのこと。 以前あった場所は上の『拾遺』によれば"金剛坂"である。ここから南方約800m程の所に「金剛(八幡西区金剛)」という地名がある。 この辺りではなかろうか?

ひとくちメモ2 phrases

門前のR211は、大型トラックがうなりを上げて疾走する。かなりの交通量である。 この場所はその昔、長崎街道の黒崎宿-木屋瀬宿の中間地点であった。

長崎街道が本格的に開通するのは江戸期に入ってからと聞く。それ以前に家康がこのルートを通っていたとは驚きである。

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