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瑞雲山() 吉祥寺(きっしょうじ) [吉祥禅寺] 曹洞宗

歴史5 phrases

伊藤氏メモ450年~500年ほど以前の創建。この間、無住の時代もあり現第14世。本堂は火災後、約100年前の再建。小ぶりではあるが禅宗らしいきっちりとした境内の隅には鹿威し(ししおどし)もある。

若戸大橋を背景とした本堂前のしだれ梅には、季節になるとマニアの人たちが写真撮影に訪れるという。 寺内の地蔵堂は島郷四国第49番札所となっている。()

筑前國続風土記拾遺』巻之35 遠賀郡 貞 若松村児玉稿に下記の記述がみられる。

○吉祥寺

本町に在。瑞雲山と号。 禅宗洞家福岡金龍寺の末也。 寺内に観音堂行者堂有。 古墓2有り。(以下略)

ひとくちメモ4 phrases

吉祥寺は、旧唐津街道の若松宿に伽藍を構えている。 寺のすぐ後ろは若戸大橋であり、山門を出て狭い路地をまっすぐ進めば、旧古河鉱業若松ビルがあり、そのすぐ前は洞海湾が水をたたえている。 その先には対岸の八幡東区にそびえる皿倉山があり、一望できる。 そのすぐ西隣には善念寺が伽藍を構えている。

また、旧唐津街道を東に進めば、洲口番所跡があり、その先には対岸の戸畑と往復するフェリー乗り場がある。

若松はその昔、筑豊地方の石炭の積み出し港として栄え、今でもその遺構が多数保存されている。 港町のレトロな雰囲気も味わえる場所である。

本堂の扁額前の彫り物、山門のデザインは一見の価値がある。

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