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慈雲山(じうんざん) 観音寺(かんのんじ) [観音禅寺・白旗観音] 曹洞宗

歴史

伊藤氏メモ寺伝によると、当寺の発祥は、島郷霊場の開創とほぼ同時期の享保11年1726に千手観音像を祀る赤嶋堂が建立され、 その29番札所として開堂されたことに始まる。 大正15年1926、この赤嶋堂は曹洞宗の赤嶋教会として再興された。その後、昭和20年1945代に曹洞宗寺院・慈雲山観音寺となった。

昭和57年1982に再建された現本堂に本尊として祀られているのが、この寺の別称にもなっている白旗観音である。 この観音様が赤島に来たのは昭和2年1927で、元々は播州池田村(現:兵庫県加古川市尾上町池田)でお祀りされていた海難に霊験ある古い観音様であったという。 この白旗観音の分身が阿蘇で祀られることになって九州に来たが、当時の住職と檀家総代による熱心な懇請によって若松に留まった。

この観音さまは、人が困ったときに白旗を振ったり、白布をかざしたりすると、厄災から逃れるという不思議な霊験があり、港町では一番怖い海難事故に霊験顕かな観音様として有名であったという。 当時の若松は石炭積出港として賑わっており、石炭を運ぶ船の航海安全祈願の参拝者が多かったという。(『北九州の寺めぐり』より) ()

ひとくちメモ

寺の周辺は住宅地となっている。 本堂は鉄筋コンクリート造り、屋根は銅板葺きと思われる。遠くから眺めると重厚なデザインである。 本堂前には石庭があり、砂が綺麗に掃き清められていた。

本堂に向かって右手に観音堂がある。

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