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宇美山() 誕生寺跡(たんじょうじあと) [宇美八幡宮] 真言宗

歴史

伊藤氏メモ誕生寺は宇美八幡宮の別当寺(神社を管理するための寺。神宮寺や神護寺ともいう)としてあったが、明治の神仏分離・廃仏毀釈により廃寺に。 現在、八幡宮の歴史民俗資料館の西隣、駐車場の一角(宮前通りの信号から、赤レンガ敷きのふれあい通りを20メートル入った道沿い)に[宇美八幡宮誕生寺跡地]の石碑が立っています。 太宰府天満宮安楽寺跡の関係と同様のようです。 ()

当寺に祀られていた、木造阿弥陀如来立像と木造薬師如来像坐像は明治の廃仏毀釈の法難を逃れ、現在は新原地蔵堂に安置されている。

参考:『筑前國続風土記』

ひとくちメモ

境内には大楠が多数みられる。特に、社殿に向かって右手にある大楠(国指定天然記念物 県民俗資料重要文化財)は推定樹齢2000年以上という。一見の価値は十分。

『筑前國続風土記』巻之18 糟屋郡 表の項

◯宇瀰八幡宮

(前略) むかしは8月13日神輿御旅所に御幸あり。御社の向井野山のふもとに御旅所の址あり。其前なる田の中に浮殿とて林木残れり。 同16日環幸あり。 此時は怡土郡長野村の宇美八幡宮の別當職の者来り、 御旅所より音楽を奏して供奉す。 故に此所を音楽河原と云。

(中略) 社職今も数人あり。社僧の坊を、宇美山誕生寺といふ。 真言宗也。 (後略)

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