お寺めぐりの友

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栗林山(りつりんざん) 祖聖大寺(そしょうだいじ) [郷ノ原観音] 高野山真言宗

歴史

伊藤氏メモこの札所の本尊・聖観世音菩薩は、高松市にある五剣山八栗寺(ごけんざんやくりじ)から勧請したもの。 八栗寺より聖観世音菩薩が当所へ請来されて以来、その霊験はあらたかで、数多くの奇端が現じられ、近郊からの参詣が 絶えなかったと言い伝えられている。 ただし、明治の廃仏毀釈により、一時期衰退をたどり、当所も守堂者に事欠く状態になったが、昭和初期先代石橋香岳師(当山中興の祖)が当所に留錫し、復興に力を注ぎ今日の礎を築いた。昭和60年1985に、郷ノ原観音堂から寺格を得て祖聖大寺となった。

祖聖大寺は縁結びのピンクの(のぼり)が何本もはためき願掛け寺の評判が高い。 また、現世利益の数々も語られる。縁結びは平成22年に信者が寄進した愛染明王に願掛けするとご利益があると評判で、毎日のように若い人たちがお詣りに訪れるという。愛染堂の愛染明王以外にも、嫁来い婿来い地蔵・良縁の木・ハート岩など良縁、縁結びのスポットが多くある。

境内は、道を挟み、また本堂を囲むように諸堂が立つ。大師堂・大学地蔵・イボ取り石・お抱え地蔵・弁財天・淡島様・大日石・荒神石など。また、五剣ノ滝もある。(『新 篠栗八十八ヶ所霊場めぐり』などより)()

ひとくちメモ

本堂内には烏枢沙摩大明王(通称烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう))像が安置されている。絵像はたまに拝むが、塑像はなかなか他では見られないもの。 他に、大師堂・馬頭観音堂・お滝場などが確認できた。

楽しさ満点の境内である。 本堂裏手にはど派手な愛染堂がある。御堂内外はピンク色を基調とした色使い。 作者初見である。 さらに、その先には嫁来い婿来い地蔵堂もある。

本堂前で参拝していると、住職と奥様が出てこられ桜・気候等の話の途中、 1番札所南蔵院から88番札所大久保薬師堂への遍路道の途中で長いものと遭遇した事を話す。 住職がその長いものの形状・色・首の形・場所などを事細かく作者に尋ねる。 しまいにその長いものの殺し方まで教えてくれる。戒律で不殺生のはずの僧侶らしからぬ物言いと不審に思ったが、 住職曰く長いものを一匹殺すことによって人間の命を助けるのでやむを得ない行為との事。 参拝者の安全を心配しての心遣いである。気さくでウィットに富んだ住職。作者は7割分納得。

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