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岩陰山(いわかげさん) 南蔵院(なんぞういん) [別格本山] 高野山真言宗

歴史

伊藤氏メモ篠栗四国霊場の総本山で、第1番札所の当寺院は、高野山真言宗の別格本山でもある。本尊は、徳島県鳴門市にある四国霊場1番札所の霊山寺(りょうぜんじ)から勧請した釈迦如来である。

天保年間1830-1844に開かれた篠栗四国は、明治19年1886、廃仏毀釈のあおりを受け、県令によって霊場廃棄命令が出された。しかし、地元の人々の約10年間にわたる嘆願の結果、明治32年1899に高野山金剛峯寺本覚院の塔頭・南蔵院を招致することなどで存続が認められた。

南蔵院移転とともに篠栗にやって来た第21世住職は、篠栗四国の興隆のため、九州各地で熱心な布教を続けた。 そうした努力と地元の人々の熱意によって、篠栗四国は日本三大新四国霊場の一つに数えられるようになった。

当寺院は、ブロンズ製としては世界一の涅槃像(全長41m、高さ11m、重さ300t/平成7年完成)があることでつとに有名である。(南蔵院でいただける『パンフレット』より)()

門前の国道201号線は篠栗街道である。

ひとくちメモ

広大な境内は、本堂域と釈迦涅槃像域とに別れている。 両者は七福神トンネルで結ばれている。

本堂域では盛り沢山の仏と出会える。 中でも大不動明王・羅漢像は必見。 大不動明王の大きさは作者が今まで拝んだものの中で最大級。 羅漢像は不動の滝周辺と涅槃像の前に鎮座。全て数えたわけではないが500体近い数になるだろう。 本堂域・釈迦涅槃像域共にシャクナゲ・カエデの木が散りばめられて植えられている。

釈迦涅槃像域へは七福神トンネルをくぐって詣る。トンネル内には七福神が祭られ、トンネルの壁にはびっしりと地蔵菩薩のプレートが張られている。皆寄進者の名がそえられている。

釈迦涅槃像は巨大の一言。この領域には鐘楼もある。 ここは展望所の趣もあり、篠栗のメインストリート、国道201号線両サイドの景色も眺めることができる。

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