Linksのページによれば、明王院にある養老ヶ滝は、インドの高僧、善無畏が開いた約1300年の歴史を持つ滝である。 弘法大師、伝教大師、慈覚大師もこの滝に訪れたという。 その後、若杉山の修験道の根本道場として栄えたという。 時は流れいつの日か荒廃。 明治38年(1905)、盲目の僧、髙瀨無染師により再建[1]され、現在に至るという。
明王院は、若杉山(標高681m)の中腹にある。 すぐ隣は文殊院である。
本堂脇には、「養老ヶ滝」というお滝場があり、その周辺には不動明王を中心に石神たちが建っている。 子供を連れて行くと泣き出しそうな怖いお顔の石神も多数立っている。 作者がお参りした時には、ちょうどお一方が滝に打たれる前で、 邪魔しないようにそーっと後ろで拝見させていただいていると、すごい気合で滝に打たれ始めた。
若杉山は、作者が知る限りであるが、文殊院・金剛頂院・奥の院などの寺院があり、また頂上には太祖神社上宮が鎮座するという。
山中は杉を主体にした原生林で杉の枯木が文字通り林立している。 その名「若杉山」はふさわしくない。 初夏に初めてお参りしたが、新緑が美しく秋には紅葉も楽しめそうな場所である。 明王院内の案内板によれば、8世紀初頭の開山のようである。 子細は、追って記載する予定である。
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