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日枝山() 観音寺(かんのんじ) 浄土宗

歴史5 phrases

『筑前國続風土記拾遺』巻之39 表糟屋郡 上 南里村の項に下の記事がみられる。

観音寺

本村に在。金剛山無量院と號す。 浄土宗鎮西派福岡極楽寺末也。 開山を真誉無銕大徳と云。慶長6年16015月7日に寂す。 本尊の阿弥陀像長4尺斗古佛也。傅教の作と云。

伊藤氏メモ『糟屋郡志』によれば、開山を玄譽無鐵といい、元和8年1622創建という。本堂は平成2年の建替え。現第30世。 ()

『筑前國続風土記拾遺』には山号を「金剛山」、開山僧「真誉無銕」は慶長6年1601寂と記載されている。 現在の山号は「日枝山」。 また、『糟屋郡志』には開山を「玄譽無鐵」により元和8年1622創建とある。 山号、開山(創建)僧、開山(創建)年とも異なっている。 はたして上の『拾遺』の記事がこのお寺の事を記載しているのかどうか多少不安ではあるが、 ここでは『拾遺』はこのお寺の事を記述しているものと考える。 その理由はかなり希薄ではあるが、『拾遺』での開山僧「真誉無銕」と『糟屋郡志』での開山僧「玄譽無鐵」とは同一人物の可能性が高い と思われる。昔の墨書きでの文書の写し間違えと思われる。(開山年号・山号の差異の理由は不明。かなり乱暴な推論ではあるがこれ以上の深入りはやめておこう。) Linksのページでは開山年について『志免町誌』の記事も交えて詳しく議論されている。

ひとくちメモ2 phrases

鉄筋コンクリート造りの大きな本堂がひときわ目立つ。 本堂前には水子地蔵尊、本堂脇には多数の石仏が見られる。 山門脇には二つの小堂がある。いずれも主がいない??? Linksのページによれば、一番南側のお堂には 「阿弥陀如来の像、十一面観世音菩薩の像、そして天平年間729〜748の作であるという勢至観音菩薩の像が安置されている。 (最終更新日2009年2月28日)」 とある。 ひょっとして修理に出しているのではなかろうか?(記)

伊藤氏メモ山門左手脇の小堂には、最近2度目の修復が終わったとのことで、綺麗に金箔された十一面観世音菩薩像が戻ってこられていました。 境内には、茶房「遊庵」と名付けられた小建屋があり、中はカウンター喫茶の造り。 聞けば、ご住職は若いときはコーヒー店経営を考えたこともあるという、 その道の熟練の方。苫小牧から取り寄せているという豆を焙煎したおいしいコーヒーをカウンター席でごちそうになりました。ありがとうございました。()

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