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東照山(とうしょうざん) 種因寺(しゅいんじ) 天台宗

歴史

Linksのページによれば、弘仁元年810伝教大師が開基。 戦国期に罹災。 暦応2年1339僧霊山が中興。 昭和8年本堂改築。平成6年に現本堂となるという。 本尊に伝教大師が謹刻した七仏薬師の一つで法海雷音如来が安置されているという(本尊は厨子入り秘仏。12年に一度の御開帳)。

門前を南北に走る県道66号線はこの先南に向かえば、白坂峠を越えて秋月城下の札の辻に至る道である。 北上すれば、桂川町で旧長崎街道と合流する。 秋月藩では参勤交代の時このコースを利用し、飯塚宿を経由して黒崎(さらに江戸)に向ったという。 この県道66号線は、ほぼ当時の街道のコースと一致しているのではなかろうか?

、作者がこのコース(桂川町→秋月城下)を念仏3号にて走ったが、道路はよく整備されており周辺は山あり川ありでなかなかのツーリングコースである。

参考:『筑前國続風土記』『筑前國続風土記附録』

ひとくちメモ

種因寺は桂川町土師(けいせんまちはじ)のはずれにひっそりと伽藍を構えている。

境内にある十三仏(じゅうさんぶつ)とは、十王をもとに日本で考えられた、冥界の審理に関わる13の仏(正確には仏陀と菩薩)であるとの事である。 下のウィキペディアのページを参照されたし。なかなかおもしろい言い伝えである。

十三仏 ウィキペディア

伊藤氏メモ「日本7仏薬師如来第5番霊場」[1]。入口の石段、石垣基部や境内石像に生えている苔が似合う、山裾の寺院。

鳥の声が聞こえ、本堂前はイチョウの落葉で満ちていました。妙に人なつっこい犬が飼われており、しきりにじゃれついてきました。道向かいの民家の向こう側に広い駐車場があります。()

伊藤氏メモ境内の一隅に伝教大師最澄の母のものと伝う五輪塔墓がある。大師の生誕地は近江国(滋賀県)であり、なぜここに母の墓があるのか、明らかではない。(『九州四十九院薬師巡礼』より)()

『筑前國続風土記』巻之12 穂波郡 ○種因寺

土師(はじ)村にあり。 本尊薬師佛也。 是七佛薬師の一にして、傳教大師の作也。 然れども其佛昔年炎上して、今はなし。 焦灰を箱にして本尊と傳へたり。 むかしは寺領田地多くつきて、寺も栄え侍りけるが、 今は薬師堂のみありて、寺はなし。 叉此村の高き岡に十三塚あり。

『筑前國続風土記附録』巻之23 穂波郡 上 土師村の項

種因寺天臺宗 佛堂2間3間

東照山と號す。 福岡源光院に属せり。 元禄1688-1704のころハ寺院もなくたゝ薬師堂のみ有りしか、 今ハ小き寺院ありて、 これを種因寺と號す。 縁起あり。 崇福寺古外撰へり。 境内に石塔有。 傳教大師母の石塔といふ。 この寺昔へハはさはかり大寺なりしとそ。 縁起に詳也。

脚注

関連寺院

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