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万歳山() 龍国寺(りゅうこくじ) [龍國禅寺・龍國寺] ★★★ 曹洞宗

歴史

龍国寺中の石碑の内容をそのまま記す。 注釈は『二丈町誌(平成版)』第7章宗教 第4節 寺院の項を参考にした。

曹洞宗庁法幢会萬歳山龍國禅寺は建仁3年1202小松内大臣平重盛[1]の菩提の為重盛公を開基とし 高祖城主原田種直[2]公創建の寺なり。 初め小松山極楽寺と号し徹慶智玄大和尚を請じて開山となし天台宗の寺なりしが 至徳元年1384足利将軍義満公伽藍仏像を造立し[3]充祐大和尚を請じて曹洞宗となる。 その後天正2年1574[4]高祖城主原田隆種公は四男親種公菩提の為寺を再興号を萬歳山龍國禅寺と改め 本室智源大和尚[5]を請じて中興開山となし現在に至る。

二丈町誌(平成版)』によれば、本堂天保11年1840、法宝殿享保7年1722、 山門天明8年1788建立という。

伊藤氏メモ『糸島郡誌』によれば、万歳山と号すのは、創建の原田種直の法名が万歳院であることに因み、龍国寺と号すのは、原田隆種公の四男親種公の法諱が龍国寺殿であることに因んだものという。()

ひとくちメモ

龍国寺は糸島の田園の中にひっそりと伽藍を構えている。寺の前の小川のせせらぎ、苔むした石垣・門前の田園風景など素敵である。 作者のお気に入りのお寺である。 四季折々で異なった楽しみ方はあるが、作者は初夏(田植の終わった頃)にお参りするのが好きである。

龍国寺の前の通りに「鳴滝」の道標がある。この道を登って行くと角度がなだらかなきれいな滝がある。

伊藤氏メモ広くはない境内であるが、そこには山水があり、門前の小川のせせらぎや鳥の声も聞こえてくる。寺の周囲の壁の石垣の苔むした風も趣きがある。紅葉もさまになる山裾の古刹である。

本堂左側には、「原田大六先生ここに寂す」と記された石碑がある。考古学会の巨人・原田大六については、西日本シティ銀行:地域社会貢献活動:ふるさと歴史シリーズ「博多に強くなろう」のNo.66で紹介されている。

山門入って右手の畳敷きの地蔵堂は龍国寺文庫と名付けられ、児童書のミニ図書室となっている。()

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