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() 西堂虚空蔵堂(にしのどうこくうぞうどう) 不詳

歴史

『筑前國続風土記附録』巻之41 怡土郡 上 西堂村の項に「○虚空蔵堂ドイ」とのみ記事がみられる。

御堂内に「第7番 西堂 本尊虚空蔵菩薩 糸島東部八十八ケ所」の額が掲示されている。 御堂名「西堂虚空蔵堂」は作者が仮称しました。正式名称がわかれば修正します。

上の『筑前國続風土記拾遺』の記事の前に下記の記事がある。

○観音堂クワンヲンニヤシキ

補陀山明楽寺と云寺跡なり。高祖村金龍寺第4世月壇(げったん)と云僧、金龍寺を去て此處に閑居せりとそ。 其後觀宗と云僧もまた金龍寺住職を退き此所に住しか、觀宗寂せる後ハ廃絶し観音堂のミ残れり。

金龍寺からみてこの地(西堂)は南西方向。地名「西堂(にしのどう)」はこの明楽寺があったことに由来するものかもしれない。 ちなみに記事中の観音堂は作者は所在未確認。この地区の南側にゴルフ場(福岡雷山ゴルフ倶楽部)ができておりその建設の時に移動されているかもしれない。

ひとくちメモ

虚空蔵堂は西堂の集落内の小高い丘の上にある。約45段のかなり急な石段を登って境内に入る。 境内には虚空蔵堂とその右手前に小堂がある。 虚空蔵堂内には木仏と思われる虚空蔵菩薩像が安置されている。 向かって右手の小堂内には薬師如来・地蔵菩薩(いずれも石仏)が安置されている。

境内・石段共手入れが行き届いているが、虚空蔵堂の前面・左右の窓には動物よけと思われるネットが(おそらく釘で)打ち付けられておりネット越しの参拝となった(御堂内の写真がピンぼけなのはそのせい)。門前には民家もあり門前の道は車は通れるがかなり狭い。周辺は木々につつまれている。単独行はできれば避けるべき。

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