『筑前國続風土記拾遺』巻之49 志摩郡 中 小金丸村の項に下記の記載がある。
妙樂寺
本村谷口に在。 真宗東本願寺直末なり。 天文10年1541瑜吟と云僧開基なり。 安永4年17758月乘如上人より寺号を許さる。
この寺に妙海尼か影像有。熊野社記に妙海は小金丸氏の母にて當社創立の主の由あり。 熊野社の祭禮の日に村中の宮座の者より此影像にも饌を供する例なり。 其画像は地蔵佛の姿書なりて錫杖を持たり。 古画なり。
妙楽寺の真南には可也山がそびえている。真北には火山が一望できる。 境内にはワンちゃんがいてしっぽを振って迎えてくれる。
本堂には「聞法道場」という厳しい字体の扁額がかかっている。 ネットで調べると、この意味は「自己の生き方を問い直す道場」と言われ、浄土真宗のお寺の別名のことらしい。