お寺めぐりの友

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平壽山妙覺院() 明星寺跡(みょうじょうじ) ★★ 天台宗

歴史7 phrases

境内の案内板の内容をそのまま記載する。(段落・西暦年号は作者が付加した)

明星寺(虚空蔵菩薩)

大字明星寺の北谷にあり、平寿山妙覚院と称し開基の時代は不明である。

この寺は康平の年1058-1064の火災、 元亀1570-1573 天正1573-1592 の兵火等で焦土と化し何回となく再建されたものである。

比叡山の末寺で虚空蔵を本尊とする寺で老朽化甚しい姿を聖光上人(鎮西上人)1162-1238が見て嘆かれ これを再興するため大日寺山[1]に入って柱を切りとり三層の塔を建てた。

当時は大寺で堂舎数多く、 大きな伽藍であったが今はただ虚空蔵堂、地蔵堂、薬師堂のみが残って、そのほかの弥陀堂、観音堂、鏡楼など皆、田、畑となり名称だけが残っている。 又この寺には本坊、是則坊、龍蔵坊、俊光坊、定春坊、楠田坊、花坊、横谷、峰坊、十一坊、谷坊、春海坊がそびえていたという。

又、麓から虚空蔵堂までの道中108の石段と太古を偲ばせる老樹が往年の繁栄を物語っており、 昔は祭日ともなれば露店が境内はもとより通路にも建ち並び客呼びなどで賑わっていたが、今は毎年4月13日に全部落あげて御馳走を造りその日一日を休み、近郷近在からの多くの参拝客を迎える。

ひとくちメモ4 phrases

明星寺跡は福岡市内から行くと篠栗の八木山峠を越え、飯塚市内に向かう途中の山林の中にある。 長崎街道木屋瀬宿の資料を整理中に『筑前國続風土記』巻之12で明星寺跡の記載があることがわかり、急遽お参りに行った。()

上の案内板と明星寺によると、寺域はかなりの規模で、 作者が見た範囲はその一部であることがわかった。 広い寺域には、カエデ・楠・イヌマキ・杉などの巨木が自生しており、それらを眺めるだけでも充分楽しめる。

境内へはもう一つ石段がある。その石段脇にはひやんけさま(明星池)がある。

ひやんけさま前の林道第2龍王線を150mほど南西に進むと法橋琳弁石卒都婆・菩提樹がある。

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